第20回 金魚屋新人賞発表 【受賞】菅原美架「読書室~あるいは自己愛の解剖室」をアップしましたぁ。菅原さんは前回佳作ですが、辻原先生は安定した世界観を評価なさって受賞となりました。世界観とは作家が世界を捉える視点のことです。それがしっかりしていると自ずから作品世界が安定します。
文学の新人賞は懸賞的に捉えられがちです。宝くじ的に作品が新人賞を受賞して評価されて作家となり、それなりの社会的地位が与えられるetc.といったイメージです。しかし現実はそんなに簡単ではありません。ほかの仕事と同様、文学の世界も地味です。書いても書いても何も起こらないですが書かなきゃ何も起こりようがない。そんな地味な執筆活動の中で新人賞を受賞することもある、というくらいに捉えていた方がいい。
なお金魚屋ではnoteで「文学金魚研究室|新人賞の構造を考える」を始めました。「「新人賞の構造」を言語化する試みです」。新人賞を獲るためのノウハウだけでなく、書き続けるためのノウハウ集でもあります。ぜひお読みください。
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