小松剛生さんの連載ショートショート小説『僕が詩人になれない108の理由あるいは僕が東京ヤクルトスワローズファンになったわけ』『No.020 21世紀のカーペットバッガー/バカは逆立ちができない/Kさん宛の手紙』をアップしましたぁ。わたくしごとで恐縮ですが、石川、ポケモンGO始めました。まだ30匹くらいしか捕獲しておりません。もし石川が立ち入り禁止区域に侵入して拘束された場合は、みなさん、救出運動、よろしくお願いしまふ(爆)。
誇り。
ともすればそれはとてもくだらないことに思えます。
事実、僕の中には捨ててしまいたい誇りとやらがたくさんあります。
でもY子さんの前で背すじを伸ばしてしっかりと挨拶するあなたの姿はとても美しいものでした。
それを誇りと呼んでいいかどうかはわかりません。
でもきっと、あなたの中の大切な何かがそうさせたのでしょう。
僕にとって、そんなあなたと知り合えたこと。
そのものが大切な誇りなのです。
(小松剛生『Kさん宛の手紙』)
小松さんの『Kさん宛の手紙』を読んで、石川はパステルナークの『ドクトル・ジバゴ』を思い出しました。映画にもなりましたが、ジバゴ医師は冬の夜に、恋人ララへの恋文がわりの詩を書くのです。小松さんの『Kさん宛の手紙』は完全なフィクションかもしれませんが、実体験が裏付けにあるのかもしれません。とすると小説でY子さんを口説いてるのかな(爆)。といふのは冗談ですが、小松さんが、すべてを小説でしか表現できない生粋の作家であるのは確かなやうです。こういう作家、まぢいるんだなーと思いますですぅ。
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