小原眞紀子『文学金魚らじお Web3.1時代のコミュニティ(31)差別ってナーニ!?』をアップしましたぁ。今回は「差別」について。小原さんは「私、実は差別って言葉の意味が未だによくわからない」とおっしゃっていますが、これは当然前フリ。とーっても便利なAIによると「差別とは、正当な理由がないのに、特定の人の特徴や属性を理由にして、不当に不利益な扱いをしたり人権を傷つけたりすること」になります。では差別を構造的に分析するとどうなるのか。
小原さんは主語と述語の構造で考えておられます。主語はカテゴリーです。「男性」とか「女性」の性別、「日本人」「アメリカ人」「韓国人」「中国人」「黒人」などの人種などですね。この主語に対する述語がカテゴリーを巡るものではなく、個別の人間に対する主観的批判に置き換わっているときに差別は生じます。個別の人間に対する批判や悪口をカテゴリー全体に当てはめているからです。ヘイトなどが典型的です。ヘイトの主張がカテゴリー全体に当てはまることはまずありません。文学批評は主語も述語も特定の個人文学者に対するものですから、厳しい内容であっても差別やヘイトではありません。
もちろんAIが言うように「正当な理由がないのに、特定の人の特徴や属性を理由にして、不当に不利益な扱いをしたり人権を傷つけたりする」差別は身近です。イジメやパワハラなどが典型的ですね。これは闘うしかない。場合によっては裁判を起こしてもね。しかし社会的名誉毀損になるとなかなかビミョー。正当な理由がある批判でも名誉毀損が認められることがある。差別には様々な質、フェーズがあります。それらを分類して考えないと差別の正体がわからなくなります。
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