小原眞紀子『文学金魚らじお Web3.0時代のコミュニティ(25)新人賞研究室を開設します!?』をアップしましたぁ。今回はお知らせの回です。「文学金魚研究室」を開設することになりました。
文学金魚は2012年の創刊以来、小説・詩・批評・美術・演劇とジャンルを横断する総合文学誌として、各分野の水準の高いところで交流し刺激し合うことを理想としてきました。アクセス数は年々増えているけれど、実際には読者それぞれが自分の関心のある記事にピンポイントでアクセスしているのが実情で、ジャンルを越えた横断的な出会いはなかなか起きにくい。そのギャップをどう埋めるか、というのがずっとあった問いだったと思います。
「研究室」のコンセプトは、まず各自が一番関心のあるところから深く掘っていき、その先で「現代というものを把握するには、実はもっと広い射程が必要なんだ」という地点に自然にたどり着けるような場を作ること。最初のテーマは「新人賞」です。開設当初から新人賞関連のアクセスが多く、応募数も近年とみに増えている。だからこそ、編集部側からもその見た景色——相対評価の中で何が共通して目に付くか、価値観のズレはどこにあるか——をもっと丁寧に共有していきたい、と小原さんのおっしゃる通り。
ただ、目指しているのは単に受賞のための価値観の共有ではなく(それも大事ですが)、その先にある文学の価値そのものの深化です。素晴らしい作家の書斎には他ジャンルの書物がびっしり詰まっている、という話が印象的でしたね。ジャンルの中での「立身出世」(笑)を一歩一歩積み上げることばかりではなく、本質において通じるものを貪欲に吸収していく姿勢——それがあってはじめて新しいものが生まれる、という確信が、「研究室」の根っこにはある。
具体的な形はおいおいお知らせしますが、noteなどのツールを使った情報共有からスタートし、いずれは各「研究室」が交流するかたちへと育てていきたい。お楽しみに!
■小原眞紀子『文学金魚らじお Web3.0時代のコミュニティ(25)新人賞研究室を開設します!?』■
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