露津まりいさんの連載サスペンス小説 『贋物師-フェイク・マスター』（第6回） pdf版とテキスト版をアップしましたぁ。露津さん、絶好調で執筆中であります。
骨董に限らないですが、ブランド物でも贋作ってちょっと恐ろしいものですねぇ。贋作とわかっていても、知らなかったとしても、贋作はそれを持っている人自身を怪しげに見せてしまふところがあります。贋作とわかっていて売買する人は、やっぱちょっとまともぢゃないなぁといふ感じを起こさせます。知らないで持っていれば笑われるか、贋作であってもブランド品（骨董って一種のブランドですよね）が欲しいんだぁといふ、ちょっとその人を見下したような感じを起こさせます。
『贋物師-フェイク・マスター』 は贋作を扱う人間の話ですが、登場人物全員がうさんくさい匂いを漂わせていますですぅ （笑）。でもさすが贋作を扱うだけあって、彼らは人間の心理をよく知っていますねぇ。もちろん僕もまだ全部読ませてもらっているわけではないですが、物の真贋を超えたところの「真実」のやうなところに、物語は向かっていくのかもしれません。次回が楽しみであります。
ところでお盆が終わって石川は忙しいであります。金魚屋オープニングイベントの『安井浩司墨書展』の告知コンテンツなどを急いで作らないといけません。イベントについては今週前半にはインフォメーションしますので、皆様よろしくお願いしますぅ。
■『『贋物師-フェイク・マスター』（第6回）』pdf版 URL■
