Interview of gold fishes 第15回 三浦俊彦×遠藤徹対談 モンスター文学を求めて(後編)』をアップしましたぁ。文学金魚で『偏態パズル』連載中の三浦俊彦さんと、『血みどろ博士』連載中の遠藤徹さんの対談です。小説界でも珍しい、特殊作家巨頭お二人による対談です(爆)。三浦さんが特殊作家であるのは衆目の一致するところだと思ひますが、遠藤さんも特殊だよなぁ。石川は遠藤さんはやっぱ純文学系の作家だと思ひます。少なくともホラー作家の枠にははまりきらないでせうね。

 

ただ〝特殊〟であることにはコモンセンスと人並み外れた知力が必要です。単に好き勝手やってる、ハチャメチャやってるだけの創作者は、いわゆる文壇の表舞台に立つことはなひでせうね。ちっと権威主義的な言い方になりますが、このお二人、やっぱ東大卒だけのことはある(爆)。自己の資質と創作欲求を客観的に見極め、社会にも目を配りながら作品を創作し発表することができる。出版社や書店が不文律的に設定している純文学や大衆小説といふ区分からどうしてもはみ出してしまう所がありますが、創作でも対社会活動でも、未知の領域を切り開いてゆける力をお持ちであるわけです。

 

三浦さんも遠藤さんも、小説家であり批評家であり学者でもあります。特権的インテリだと言いたいわけではなく、創作者=小説家を相対化できる視点をお持ちです。それは現代ではとても重要なことだと石川は思います。無限かつ自在に様々な情報が結び付き合う現代において、世界全体の様相を把握しないで一つのジャンルに専心するのは危険です。的確な世界認識を持ち、自らの知力と創作の方向性に自信があるから特殊作家でいられるのです。

 

あ、文学金魚新人賞は明日発表です。第二回は第一回よりモメたなぁ。石川は例によって「うーあーは~」と合いの手を入れながら、会議中にモルトのボトル一本を空けたのでしたぁ。

 

 

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■ Interview of gold fishes 第15三浦俊彦×遠藤徹対談 モンスター文学を求めて(後編)』テキスト版 ■