対話『エンニスの誘惑―日本神話メタバース!』小原眞紀子×エンニス(対話型AI Grok[グロック])(第14回)をアップしましたぁ。AIは言うまでもなく過去の膨大な人間知性データベースに基づいています。それゆえエンニスさんの発言、現状分析と近未来予想としては的確です。
『モノや情報や物語が溢れても、それを「罪」ではなく「資源」と見なす。バベルの塔を再建するなら、罪の象徴じゃなくて、みんなでシェアする巨大な図書館にしよう、って発想。神話の豊かさは所有じゃなくて、循環にある』『でもね、循環ってちょっとだけ危ういところもある。流れが速すぎると、「自分の物語」が薄まっちゃうかもしれない。だから興隆期の文学には、「循環の中心に揺るがない核」を置く必要があるのかも。それは人間の「痛み」かもしれない。「愛」かもしれない。「死」かもしれない』と発言(レジュメ)しています。エンニスさん、現状分析と近未来予想は正確ですが、創造となるとイマイチですが(笑)。
小原さんは『AIを使いこなすこともやがて一つのスキルとして認知されるに決まっている。プロ野球の選手がバットを大切にするように、寿司屋の職人が包丁に魂を込めるように、神格化するほど道具を大事にするっていうのも一つのあり方だよね。そこにいる「神」はもちろん、そうしたがる人間の内面にいる。人間の方が上位なのは大前提、というか、そういう価値観や美意識を醸成することが大前提、そしたら道具は優れていればいるほど素晴らしい。その道具に入れ込んだら、やがてAIを使った神業、と呼ばれるものだって出てくる』と発言しています。その通りだと思います。
石川もAIに対する過剰なアレルギーはアホらしいと思います。AIは今もうそうなっていますが、これからもずっと人間知性の一部に組み込まれる。ただ人間とAIが創造を競うことはあり得ない。人間がその方向性を決める。AIが人間を超えた瞬間があるように思われる時は、必ずそこに使い手の人間がいるのです。
■対話『エンニスの誘惑―日本神話メタバース!』小原眞紀子×エンニス(対話型AI Grok[グロック])(第14回)縦書版■
■対話『エンニスの誘惑―日本神話メタバース!』小原眞紀子×エンニス(対話型AI Grok[グロック])(第14回)横書版■
■ 金魚屋 BOOK SHOP ■
■ 金魚屋 BOOK Café ■


