■『安井浩司読本Ⅰ―安井浩司による安井浩司』■
難解だが最も現代的な俳句の最高峰である安井浩司。その文学を未発表原稿から読み解く。未発表の写真グラビア、4回に渡る長編インタビュー、未刊句集『天蓋森林』、初期自由詩、歌仙『窮童集』、未発表評論集『春雷共鳴抄』、安井浩司-攝津幸彦往復書簡、大岡頌司/川名大/寺田澄史/折笠美秋による熱い「俳句評論」討議、それに死後発見された安井自筆による詳細年譜などを収録。生前は決してプライベートを明かさなかった安井浩司の文学が肉体的軋みをともなって迫る! 現代俳人による安井浩司論は『安井浩司読本Ⅱ』に収録。
A5版 280ページ
安井浩司読本編集委員会編
酒卷英一郎(代表) 大井恒行 九堂夜想 鶴山裕司(編集統括)
装幀 伊達のび太
ISBN978-4-905221-15-9
定価2,000円(税込)
■『安井浩司読本Ⅱ―諸子百家による安井浩司論』■
永田耕衣、加藤郁乎、大岡頌司、寺田澄史、折笠美秋、川名大といった安井の同時代俳人から現役若手俳人に至るまで99人の俳句俊英が、ほとんど現代俳句のアポリアと化している難解な安井浩司俳句を完全読解! 「句集論・作家論」「一句鑑賞」「出版記念報告等」の3部構成で安井俳句を読み解く。未発表のグラビアも充実。現代俳句の未来を示唆する諸氏百家による安井浩司論! 安井浩司による安井浩司論で、長編インタビューや未発表俳句・評論、未発表自筆年譜は『安井浩司読本Ⅰ』に収録。
A5版 296ページ
安井浩司読本編集委員会編
酒卷英一郎(代表) 大井恒行 九堂夜想 鶴山裕司(編集統括)
装幀 伊達のび太
ISBN978-4-905221-15-9
定価2,000円(税込)