女の人がいる。古い羊と書いてコヨウさん。弟がいて名前は詩音。詩音は結婚して家を出てゆき、古羊さんは実家に一人で住んでいる。孤独なわけではない。寂しくもない。お勤めに出かけ、淡々と日々を送っている。それでも事件は起きる。とてもささやかな。そしてまた日々が過ぎてゆく。第6回金魚屋新人賞授賞作家、片島麦子さんによる〝じん〟とくる女の人の物語。 by 文学金魚編集部 横書きでもお読みいただけます。左のボタンをクリックしてファイルを表示させてください。 * 『ふうらり、ゆれる』は毎月05日に更新されます。 ■ 片島麦子さんの本 ■ ■ 金魚屋の本 ■ 片島麦子 連載小説『ふうらり、ゆれる』(第06回)【V】 was last modified: 10月 4th, 2020 by 片島麦子 関連記事 紫雲 連載小説... 紫雲 連載小説... 遠藤徹 連載小... 遠藤徹 連載小... 寅間心閑 連載... 寅間心閑 連載... 萩野篤人 連載... 萩野篤人 連載... 紫雲 連載小説... 紫雲 連載小説...