初めまして。このたび縁あって『総合文学ウェブ情報誌 文學金魚』の管理人をつとめることとなりました、石川良策です。このブログに企画の進行状況、スタッフの内輪話などを盛り込み、楽しくビビッドにお伝えします。
まずは自己紹介。年齢はアラフォーちょい手前、とだけ。多趣味を見込まれたのでしょうが、一番好きなのは音楽。クラシック、ジャズ、民族音楽、ロックとノンジャンルで聞きます。
あらゆるカルチャーを網羅しようという勢いの『総合文学ウェブ情報誌 文學金魚』の創刊企画について、Pat Saitoこと齋藤都代表からお話をうかがったとき、「音楽はないんですか、音楽は!」としつっこく繰り返し、よほどウルサイと思われたのか、「管理人やれ。ついてはブログで好きに唄っていい」と。
唄えったってね・・・。せいぜい内情を暴露?して、齋藤代表や田沼代理人の眉をひそめさせるぐらいのヨロコビしかありませんが。
アクセスしていただければわかる通り、文學金魚の最大の売りは網羅的なレビューと、その質の高さ。創刊までの2年近くの準備期間、その多くを費やしたのがライターの確保と担当割り振りの調整でした。
文學金魚が要求する原稿レベルはほんと、高いんです。「いつでも紙の本で出版できるぐらい」が目安だそうで、そこらのネットの書き込みと一緒にしてもらっちゃ困ります。ええ、僕も挑戦しようと思ってますがね。。。音楽欄がまだないし、当面はここに書かしてもらいます。
で、齋藤代表の知人のツテ、そのまた友人の口コミ、大学研究室への乗り込み、皆してネットで際だつ論者をチェック・・・1人ずつ口説き、コンセプトを理解してもらう。個性的で、なおかつ手垢のついていないライターさんはまだまだ必要なんです。さらに上がってきた原稿に誰がどれだけ手を入れるか、レベルを揃えることで各個性をつぶしてしまわないかで、また一悶着も、二悶着も。
こんな苦労をして集めた記事を無料!!!で大公開する目的は!? それが最大の悶着の原因になっているかもしれません。
齋藤都代表は自他ともに認める (と、自分だけが思っている?) 小説・エッセイの目利きだそうで。これと思った企画で、これと思う書き方をしてもらえるなら、絶対当てる自信があるそうな。
文學金魚では、その齋藤都イチオシ企画の小説なども、太っ腹に大公開!!! レディ・ガガ方式とやらで、最終的には出版して大当たりをと息巻いてますが・・・。まあ、それが齋藤都大代表の生きる希望、というわけです。
日本版の代理人、田沼泰彦氏は俳句仲間の多い詩人ということで、詩の世界の状況を活気づけたいとやら。どうやら齋藤都女史とは同床異夢というところも、なきにしもあらず。まあ、活気づこうとどうしようと、詩といえば商売にならんもんの代表でやんすね。
齋藤都女史も詩や俳句に関心がないわけでもない。むしろ大ありなんだけれども、プロデューサー兼スポンサーである以上、田沼さんやお友達の持ち込む企画については、なかなか首を縦に振れない。それでも、日本にいる田沼さんや私どもに任せるしかないっちゃ、ない。
僕としては、代表とその周辺の騒動を高みの見物・・・。空中分解しないようにだけ、気をつけてあげようと思っていますよ。皆さんも応援を。
こんなところが、ぶっちゃけたところです。「みっともないことはあったとしても後ろ暗いことは何もない」というのが、我らが文學金魚のモットーでして、今後もオープンにお伝えしますので、なにとぞよろしくお願いします。