小原眞紀子『小原眞紀子『文学金魚らじお Web3.0時代のコミュニティ(28)生理的にムリ!』をアップしましたぁ。小原さんのらじおの連載は、コミュニティ内でコミュニケーションを取る際の問題を巡っています。コミュニケーションはコミュニティの質によって変わります。顔を合わせるコミュニティとネットなど顔が見えない、場合によっては秘匿性の高いコミュニティでは自ずからコミュニケーションの質が変わります。
ただどんなコミュニティでも原理原則のようなものはあります。「素晴らしいコミュニケーションを取る上で究極的に障害になる状態」ですね。それを小原さんは「生理的に無理っていう状態」と表現しておられます。一昔前にお笑い芸人のヒッキー北風さんがネタの決め台詞として流行らせましたね。英語ではChemically doesn’t match、あるいはWe don’t have chemistryかな。
もちろん「生理的に無理」は感覚的な捨て台詞にもなります。その深層を探らないとこの感覚の正体はわかりません。それを小原さんは社会性を逸脱することという視点で考察しておられます。問題が社会の俎上に上がれば視点は複数に、複雑になります。Aという視点もあればA’、あるは正反対のZも意見も許容される。しかし人は決定的な理不尽や虚偽、恐怖に直面すると直観的にそれを否定する。なにかがおかしい、間違っているわけです。「生理的に無理」は本来は一定の社会性を持ったコミュニティの中で、社会性をすり抜けて忍び寄ってくるある種の邪悪への拒否反応でもあります。
■小原眞紀子『文学金魚らじお Web3.0時代のコミュニティ(28)生理的にムリ!』■
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