こんちわーわんわん。りょんさんですー。
広島サミット終わったねー。よくできましたー花マル!てな次第でした。なんかいろいろ言ってる人たちはいるけど、それはいつもいる。そもそものサミットそのものの実効性ってのはあるけど、パフォーマンスならパフォーマンスとしての成否はある。立場はそれぞれとはいえ、成功したことは認めざるを得ないよね。
広島で開催する以上は、原爆資料館に案内できるかが注目だったけど、とにかくイケたみたい。東館から入って、そこは復興の展示が中心だから、本館まで連れて行けたのか、というギモンはあるようだけど。岸田さん自らガイドしたそうで、いろいろ想像すると、東館を見せた後、本館については行きたい方だけどうぞ、と言ったんじゃないかな。りょんさんならそうするなー。
最近は円安とかの影響で、どこに行っても外国人観光客だらけだねー。サミット前の報道で、原爆資料館を見学した外国人さんたちにインタビューしてたけど、いや勇気あるなー。あそこに行かされた広島の小学生たちはしょんぼりしながら道を歩いて帰っていくって言うし、広島にヤクザが多いのはそのせいで世をはかなむからだ、とも。正直言うと、りょんさんはまだ行ってない。宮島は行ったけど、風光明媚で食べ物もおいしいし、特に焼きガキ最高。いいとこだよね、で終わっちゃってる。ただまぁ、えらい覚悟が必要な原爆資料館本館の見学を、各国首脳におもてなしとして強要することはできないよね。
だけど各国リーダーともあろう皆さん、目前まで来てたじろぐなんてあり得ない。もしそういう段取りだったとしたなら、一人残らず本館に行かれただろう。それが互いのあるべき礼儀、というか。でもそれはオフィシャルな礼儀でなくて、岸田さん個人へのものでいいと思う。外交って結局、そういう個人間のやり取りを積み上げたものだって、聞いたことある。
そして資料館の中に入ってしまえば、報道も付いて来ないし、誰が何を見たというのはプライベートなことで、外には漏れない。こぼした感想も、何も言わなくても、外には伝えられない。それでいいと思う。そうでなければ、すべてが外向きのパフォーマンスになってしまう。一歩表に出れば、それぞれがそれぞれの国民を抱える立場だ。言えない挨拶もあるし、またそうであるなら何を言っても挨拶だ。
岸田さんとしては、また日本国民としては、まず見てもらいたい、ということだろう。何か言わなくては、といった縛りのないところで、一人ずつ人として見てもらえれば、今回の目的は達したと言える。海外からのお客さん、あそこを見に来てくれる観光客の一人ひとりと同じでいい。これまでは立場上、来られなかった、あるいは来たくなかったものが、来られたならば立場は問わない。英語のI am sorry には謝罪の意味の前に、気の毒に思う、というのがある。そう感じるに決まっているものを見たなら、国家としての謝罪の弁のあるなしはまた別の話でしょ。
ここまでは、よくできました💮なんだけど、できすぎになったのは、もちろんゼレンスキー大統領のサプライズ参加にあった。先だってバイデン大統領は、岩国基地から大統領専用ヘリコプターで降り立ったんだけど、サングラスかけちゃって、さすがな感じ。マッカーサーかいな。そのバイデンさんを見に来た3倍の人数がゼレンスキーさんの到着には集まったって。スーツも着てない、丸襟シャツ一枚のゼレンスキーさんはただいま戦闘中って緊張感があった。不謹慎だけど、カッコよさってなんだろ、って思った。まぁサミットはイベントだから、こんな感想も許してもらおう。
ここへきて、広島は平和サミットとしてストーリーが完結したってことかな。今ここにある危機、それを回避するための過去への回帰。過ちは繰り返しませんから、というのがお題目にならず、重みを持ったんだったから、サミットとしては大成功だった。岸田さんて、なんかツイてる、岸田首相、持ってるな、とあちこちで言われた。
で、こういうときは、必ずまた何か起きる。岸田さんの息子さんが公邸で忘年会開いちゃった写真って、文春、サミット終わるまで待ってたのかなー。それって策略なのか、温情なのか、よくわかんないけどさ。たださ、ほらバイト先の飲食店でふざけている写真が出て、親子ともども謝罪しなきゃいけなくなった大学生とかみたいだよね笑。
親族も集まった忘年会だし、もしかしたら岸田さんもその場に顔を出したんじゃないかって噂もある。あくまで憶測だけどね。まぁ、それがなかったとしても、なんで息子さんを政務秘書官とかにしたかなぁ。岸田さんてさぁ、よくも悪くも、ただの田舎のおっちゃんみたいなとこあるよね、政治家っていうより。そこが親しみやすさだとも言えるし、もしかしたらそれによって各国首脳もガードが甘くなる、ってことがあるのかもしれないけど。それをもっての外交の岸田か、そうなのかぁ??
いずれにしても、上がれば下がるのが世の常だから、何か起きるっていうのは普通のことなんだけど。ただ、岸田さん一人のことを離れても何か起きそうだよね。新型コロナはいちおう収束したし、ロシア・ウクライナ戦争は終わってないけど、膠着状態だし、このタイミングでまた何か起きそう、って感じするよね。
これ、アメリカの債務上限問題なのかっていうと、それとはちょっと違う気がするんだなぁ。もちろん、そんなの茶番だとか、プロレスだとかっていうふうな認識もあるけど。イエレンさんがあれほど言ってるし、もしほんとにデフォルトするとか、あるいはいちおうデフォルトするんだけど、あらかじめ仕組まれたウルトラCで政府がどんどんドル刷っちゃうとか、まぁ、ちょっと大ごとになったとしても、そんなレベルじゃない何かが起きるような。。。地震とかでなければいいんだけど。
天変地異の関係で言えば、りょんさんが願うのは、宇宙の大原理が解明されるとか、量子力学の新たな大発見があるとか、そういうことだといいなぁ。人智を超えた何事かが起きねばならないとしても、人命に大きな被害が生まれてしまうような、核爆発とか戦争とかじゃない、それでも人類の歴史にとってすごく大きな一歩みたいなこと。そーゆー天変地異だったらいいね。
劇的な出来事が犠牲をともなうかたちで起きるかどうかはともかく、確かに世の中は大きく変化しつつはあるよね。AIとかブロックチェーンとか量子コンピューターとかによってきっと違う世の中になっていくんだろう。瓶の底の方から混ぜ返すような感じで、今の我々の思い込みとかしがらみとか、そういったものがだんだんと無化されていく。現代の諸問題っていうのは、解決っていうより、そうやって問題そのものがなくなっていくのを待つしかないのかもしれない。それがほんとの天変地異。G7が平和記念公園に集結したってのも、ぐるっとめぐってゆっくりした天変地異の結果なんだろうね。
りょん
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