菜穂実さんの連載小説『ケータイ小説!』(第24回)をアップしましたぁ。まるこちゃんは無事軽井沢から帰ってきたのですが、また謎の出来事がっ!。事件に巻き込まれているのはまるこちゃんだけではないやうです。事件の全体像を把握しているのも、まるこちゃんが予想していたよりはるかに少ない人だけのやうだなぁ。む~これからどうなっちゃうんだろ。
小説といふ芸術は織物に似ていますね。複数の糸がより合わさってじょじょに模様を作り上げていく。織物が仕上がらないと全体像は見えないわけです。だから読者が先へ先へと小説を読み進めていく力が生じる。詩はたいていの場合、パッと善し悪しがわかってしまいますが、小説は最後の一行を読むまでわからないところがあります。100枚だろうと1000枚だろうと最後に見える図柄が小説の要なわけです。菜穂実さんの『ケータイ小説!』は十分すぎるくらい糸がこんがらがっています。さて、どういうふ全体像になるんでしょ。
ほんで昨日はすんごい雪でありました。あれよあれよといふまに、どんどん積もっていきましたな。不肖・石川も、けふは十数年ぶりに雪かきしましたぞ。知り合いのブログなぞ見ても昨日から大雪写真一色であります。そいふのって、ニュースの映像などより臨場感があるなぁ。どこでどのくらい積もったのかすぐわかる。便利な世の中でありますぅ。