女の人がいる。古い羊と書いてコヨウさん。弟がいて名前は詩音。詩音は結婚して家を出てゆき、古羊さんは実家に一人で住んでいる。孤独なわけではない。寂しくもない。お勤めに出かけ、淡々と日々を送っている。それでも事件は起きる。とてもささやかな。そしてまた日々が過ぎてゆく。第6回金魚屋新人賞授賞作家、片島麦子さんによる〝じん〟とくる女の人の物語。 by 文学金魚編集部 横書きでもお読みいただけます。左のボタンをクリックしてファイルを表示させてください。 * 『ふうらり、ゆれる』は毎月05日に更新されます。 ■ 片島麦子さんの本 ■ ■ 金魚屋の本 ■ 片島麦子 連載小説『ふうらり、ゆれる』(第12回)【V】 was last modified: 10月 4th, 2020 by 片島麦子 previous post 片島麦子 連載小説『ふうらり、ゆれる』(第12回)【H】 next post 【08月06日】片島麦子さんの連載小説『ふうらり、ゆれる』(第12回)をアップしました。 関連記事 遠藤徹 連載小... 遠藤徹 連載小... 遠藤徹 連載マ... 遠藤徹 連載マ... 寅間心閑 連載... 寅間心閑 連載... 松原和音 連載... 松原和音 連載... 小原眞紀子連載... 小原眞紀子連載...