金魚屋新人賞は年2回の公募です。
第11回 締め切り:2021年11月30日 発表:2022年2月01日
第12回 締め切り:2022年05月31日 発表:2022年8月01日
応募要項は下記をお読みください。
第11回 金魚屋新人賞 応募要項
主催・金魚屋プレス日本版
金魚屋新人賞の目的は、新たな文学のヴィジョンを持ち、作品によって文学の世界を変えてゆける優れた作家を一人でも多く世に送り出すことにあります。したがって賞によって作家と作品を権威付けし、賞金授与と作品のメディア掲載で一区切りをつける新人賞ではありません。
金魚屋新人賞には、辻原登奨励小説賞・文学金魚奨励賞の二つを設け、各受賞者には文学金魚に作品を掲載していただき(場合によっては継続的に数作)、それぞれの資質に合ったプロデュースとマーケティング方法を検討した上で、金魚屋プレス日本版からの紙および電子媒体での効果的な出版を目指します。
文学金魚は文学を詩や小説といったジャンル別ではなく、総合的に捉える新たな文学拠点(メディア)です。ネット上の総合文芸誌のパイオニアでもあります。金魚屋新人賞によって文学金魚を初めて知られた皆様は、どうぞ文学金魚掲載コンテンツをお読みください。文学金魚の設立理念や、文学に対する将来的ヴィジョンがご理解いただけると思います。
未完成で荒削りであろうとも、既存の枠組みや常識にとらわれない新たな才能をお持ちの皆様のご応募を心より待ちしています。
■辻原登奨励小説賞 概要■
【概要】
金魚屋新人賞に応募された小説作品から選ばれ、授与される賞である。
① 辻原登氏より正賞の推薦文と記念品、副賞を授与する。
② 文学金魚に作品(場合によっては次作以降も含む)を掲載し、金魚屋プレス日本版からの単行本化のためのマーケティング及び広報・告知活動を行う。
【辻原登氏略歴】
1945年、和歌山県生まれ。1990年「村の名前」で芥川賞、『翔べ麒麟』で読売文学賞、『遊動亭円木』で谷崎潤一郎賞、『枯葉の中の青い炎』で川端康成文学賞、『花はさくら木』で大佛次郎賞、『許されざる者』で毎日芸術賞、『闇の奥』で芸術選奨文部科学大臣賞、『韃靼の馬』で司馬遼太郎賞、『冬の旅』で伊藤整文学賞を受賞。三島由紀夫賞、川端康成文学賞、日経小説大賞など選考委員。
■文学金魚奨励賞 概要■
【概要】
金魚屋新人賞に応募された俳句、短歌、自由詩、小説(純文学、大衆文学など全カテゴリー)、評論その他(ジャンル分けできない作品も含む)から選ばれ、授与される賞である。
① 金魚屋プレス日本版より正賞の推薦文と記念品、副賞を授与する。
② 文学金魚に作品(場合によっては次作以降も含む)を掲載し、金魚屋プレス日本版からの単行本化のためのマーケティング及び広報・告知活動を行う。
■応募要項■
【対象作品】
・俳句、短歌、自由詩、小説(純文学、大衆文学など全カテゴリー)、評論その他(ジャンル分けできない作品も含む)の未発表作品、もしくは文学金魚に発表された作品に限る。
・ネットに公開した作品については、削除されていても既発表とみなす。
【応募資格】
・過去の受賞歴等は一切問わない。
【枚数等】
・枚数および作品数には制限は設けない。ただし400字詰め原稿用紙換算で300枚を超える作品は、400字程度の梗概を別に作成すること(作品タイトルとその梗概である旨も明記)。
【送付方法と形式】
・応募作品は、メールの添付ファイルでのみ受け付ける。
・メール本文には作品数、作品名、筆名と本名(同一の場合はその旨を明記)を記し、作者本人の写真画像を添付する(マーケティング計画とプロモーションの見通しに利用のため、添付が望ましい)。
・作品が複数あっても、添付ファイルは1本にまとめること。最初の作品の前に、筆名と本名(同一の場合はその旨を明記)、住所、電話番号、メールアドレス、年齢、略歴(必須)とFacebook および Twitter アカウント(任意)を記す。
・アドレスは kingyoya_sinjinsyo[at]gold-fish-press.com
* [at]を@に変えて送信してください。
・データは Wordまたはテキスト形式であること。Word形式の場合、Windows、Macintosh間でのデータのやりとりの際に、まれに文字化けやデータの破損が生じることがあるので、バージョンを変えた2種類のファイルを送付するのが望ましい(Word 2000と2013など)。
(ファイルを正常に開けない場合は、応募者にお知らせします。)
【締め切り】
・2021年11月30日必着。
* 応募後の取り消しはできません。
【発表】
・総合文学ウェブ情報誌文学金魚および文学金魚オフィシャル読者サイトにおいて、2022年2月1日に行う。
【その他】
・個々の応募作品の評価などについての問い合わせには応じられません。
・辻原登奨励小説賞と文学金魚奨励賞への各候補作の振り分けは、金魚屋プレス日本版の判断で行います。
・応募していただいたファイルは金魚屋で厳重に管理し、受賞作以外のファイルデータは、受賞作決定後に責任を持って消去いたします。
・応募に関する個人情報は、賞の発表、連絡以外には利用いたしません。プロデュースとマーケティングに当たっては改めて受賞者の許可を得ます。
第12回 金魚屋新人賞 応募要項
締め切り:2022年5月31日
発表:2022年8月1日
応募要項は第11回と同じ。
【受賞者一覧】
■第1回受賞者■
【辻原登奨励小説賞】
大野露井「故郷-エル・ポアル-」
小松剛生「切れ端に書く」
三澤楓 「教室のアトピー」
【文学金魚奨励賞】
該当作なし
■第2回受賞者■
【辻原登奨励小説賞】
寅間心閑 「再開発騒ぎ」
【文学金魚奨励賞】
星隆弘 「アリス失踪!」
■第3回受賞者■
【辻原登奨励小説賞】
原 里実 『レプリカ』
【文学金魚奨励賞 】
青山YURI子 『ショッキングピンクの時代の痰壷』
■第4回受賞者■
【辻原登奨励小説賞・文学金魚奨励賞】
受賞該当作なし
【辻原登奨励小説賞佳作】
松原和音『学生だった』
■第5回受賞者■
【辻原登奨励小説賞】
受賞該当作なし
【文学金魚奨励賞 】
受賞該当作なし
■第6回受賞者■
【辻原登奨励小説賞】
片島麦子『ふうらり、ゆれる』
【文学金魚奨励賞 】
受賞該当作なし
■第7回受賞者■
【辻原登奨励小説賞】
受賞該当作なし
【文学金魚奨励賞 】
高津敬三『つつくら』(俳句五十句)
■第8回受賞者■
【辻原登奨励小説賞・文学金魚奨励賞 同時受賞】
松岡里奈『モナリザとセックスする夢』(『スーパーヒーローズ』に改題)
■第9回受賞者■
【辻原登奨励小説賞】
受賞該当作なし
【文学金魚奨励賞 】
受賞該当作なし
* 金魚屋新人賞関連情報は「編集後記」にも随時掲載されます。
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