アトリエ オルタンシア
■国際的フラワー・プロデューサー 落合邦子さん■
慶應義塾大学仏文学科卒業、さまざまなコンテストで受賞された落合邦子さんは今、日本人の感性をフレンチテイストと融合させた新しいテイストのフラワー・デザインで注目されています。2010年7月、パリ日本文化会館ブティックにて「涼」をテーマに個展、またドイツ最大の家具メーカーであるヒュルスタのショールームや、ナルミ製陶のショールームDIECI銀座でフラワー&テーブルコーディネートやトークショー、シャンソンライブ、タンゴライブとフラワーデモンストレーションのコラボなど、多彩なフラワー・アート活動を展開中。2011年6月にはパリで行われた久石譲氏のチャリティーコンサート会場で「日本再生」をテーマとするディスプレイを行い、月刊誌「フローリスト11月号」で紹介されました。
■アトリエ オルタンシア■
東京の品川・泉岳寺にあるアトリエ オルタンシアは、落合さんのフラワー・ディスプレイによる空間デザイン、スクール、ショップを兼ねた文字通りのアトリエ。ゲストハウスウェディングの装花やブーケにも25年以上のキャリアを持つ落合さんの作品はどれも素晴らしい美しさです。
2012年、アトリエオルタンシア創立25周年記念として、「着物文様とモダンデザインの融合」展をスウェーデン大使館で行いました。
■オルタンシアの美学■
オルタンシアとは、あじさいのこと。紫陽花はあのシーボルトによって日本からヨーロッパへ海を渡りました。彼が愛し、日本に残した女性、おたきさんの名をとってオタクサ、すなわちオルタンシアと呼ばれます。その色合いに魅せられた落合さんは、色彩理論に基づいた絶妙なカラーコーディネートによって知られますが、近年では秋色あじさいと呼ばれる、くすんでかさかさした色合いの紫陽花がヨーロッパから逆輸入され、ハイセンスなアレンジメントに使われているとのこと。日本から何十回も海を渡ってフランスで勉強され、現在は和洋の融合の美を追究されている落合さんにとって、そんな紫陽花は運命そのものですね。
ご著書に、色彩の理論をまとめた「ザ・ストーリー・オブ・フラワーカラー」(パッチワーク通信社刊)、フランスへの紫陽花を求める旅のフォト&エッセイ「花でめぐるフランス」(誠文堂新光社刊)があります。
■文学金魚に花を■
フランス語の響きに魅了され、仏文学を専攻されたという落合さん。花の色彩と形、季節感とはそれぞれに「言語」であり、落合さんの知的で美しい作品は、その意味で「文学」そのもの。そこには和洋の融合という美学、哲学もあります。全ジャンルの創作者を応援する文学金魚は、アートとしての落合作品と今後の活動に注目して、ご紹介してまいります。微妙な色合いでさまざまに変化し、なおかつ統一感をもって視線を虜にするオルタンシアは文学金魚にとってもひとつのシンボルとして、文字通り花を添えていただけることでしょう。
■アトリエ・オルタンシア ホームページ■
■Facebookページ■
記念日、お誕生日、ウェディングに落合邦子プロデュース アトリエ・オルタンシアのフラワーブーケを!
■ 予測できない天災に備えておきませうね ■