総合文学ウェブ情報誌 文学金魚

私達の故郷は日本語です。金魚屋プレス日本版は、日本語で書かれるあらゆる文学の方向を見極め、私達の精神の行く末を照らす光りを見出そうとするものです。 金魚屋プレス日本版はその光りのすべてを広義の文学と呼びます。

金魚屋プレス日本版代表 齋藤都

カルチャー文芸誌
カルチャー文芸誌について

カルチャー文芸誌について

 カルチャー文芸誌の定義は、このカテゴリに分類した雑誌名を見ればなんとなくわかるだろう。Papyrus、GINGER L。、小説TRIPPER、yom yom、J-novel、en-taxi、Feel Love、ジャーロ […]
No.046 yomyom vol.43 創刊10周年記念号

No.046 yomyom vol.43 創刊10周年記念号

     yomyom が終わってしまう。「ありがとう!」という表記に、一瞬そう思った。実際には「次号から電子版に移行します。」ということだった。それでも終わってしまう、という感覚は拭えない。ありがと […]
No.045 Papyrus(2016年6月号 Vol.66)

No.045 Papyrus(2016年6月号 Vol.66)

     誌面構成は変わっていない。いわゆる文芸誌という枠組みで、芸能人や映画人のエッセイ、インタビュー、また漫画などを掲載する。従来の文芸誌でもそういうページはあったが、何らかの文学的な文脈、すなわ […]
No.044 ジャーロ(NO.55 秋冬号)

No.044 ジャーロ(NO.55 秋冬号)

     「さよなら、アナログ!」。「紙の」ジャーロ最終号で、電子書籍版の第0号という位置付けである。紙版と電子書籍版では表紙が色違いになっている。文芸誌もだんだんこうなるのか、と感慨深い。同時に、も […]
No.043 en-taxi (エンタクシー) 第46巻 ファイナル号

No.043 en-taxi (エンタクシー) 第46巻 ファイナ・・・

     柳美里も加わっての終刊号の座談会である。この雑誌は確かに、文芸誌の何たるかをいろいろ考えさせてくれた。また最後に怖がらずに?柳美里を呼ぶのも、またそれに応えるのも、文学というものに最低限必要 […]
No.042 小説TRIPPER 2015年秋号

No.042 小説TRIPPER 2015年秋号

     高橋源一郎、阿部和重、佐々木敦による鼎談がある。文学の状況を腑分けするような座談というものはなかなか難しい現状だ。そもそもまず口頭で説明する言語の前に時代を捉えた作品が出てくるもので、少なく […]
No.041 Papyrus(2015年10月号 Vol.62)

No.041 Papyrus(2015年10月号 Vol.62)

     三浦春馬という俳優さんのインタビューがある。文芸誌における芸能人のインタビューについては、特にこの雑誌のレビューで何度か論じられたかと思う。そういう文学金魚もまたフロントインタビューで、いわ […]
No.040 Papyrus (2015年04月号 Vol.60)

No.040 Papyrus (2015年04月号 Vol.60)

     この雑誌を見るたび、正確にはその表紙を見るたびに、文学もしくは文芸というものに対する社会の期待と視線と色眼鏡、といったことを考える。 それは私たちの文学に対するそれ、というのとは異なる。あく […]
No.039 yomyom 2014年 秋号

No.039 yomyom 2014年 秋号

     yomyomという雑誌タイトルからというわけでないが、ふと、ディスクレシア(失読症、難読症)という病いについて考えた。読みあぐねて、自分はもしかしてそうなのではないか、と思ったということだ。 […]
No.038 小説TRIPPER 2014年秋号

No.038 小説TRIPPER 2014年秋号

     夢枕獏のライフワークである「キマイラ」の新刊について、インタビューが掲載されている。夢枕獏のインタビューと言えば、この文学金魚のものが(身びいき抜きに)素晴らしかったと思うが、こちらも大変興 […]
No.037 J-novel 2014年07月号

No.037 J-novel 2014年07月号

    「新装開店」特集である。というのも、文芸誌そのものがこの7月号から表紙とレイアウトがリニューアルされたから、ということである。そういう単純な経緯なのだが、妙にいろいろと考えてしまった。そもそも […]
No.036 papyrus(2014年06月号)

No.036 papyrus(2014年06月号)

    劇団ひとりと大泉洋の対談。確かに「あるようでない」取り合わせだ、そういえば。なぜそうなのかと言うと、なんとなくキャラが被る気がするのかもしれない。しかし、よく見れば全然違う。被るのはキャラでな […]
No.035 ジャーロ No.50 春号

No.035 ジャーロ No.50 春号

    新保博久の特別論文「怪盗と日本人スパイと少女探偵と都筑道夫の創作翻訳」が、とても興味深い。翻訳というものの不可思議なところ、作業でもあり、創り出すものでもある、というところから創作そのものにつ […]
No.034 Mei vol.03

No.034 Mei vol.03

    「こわ~い京都をぶら~り散歩」特集である。ちなみにおさらいすると、「Mei」とは「冥」であり、「Ghostly Magazine for girls」である。(霊っぽいものが)「視える人」と「 […]
No.033 小説TRIPPER 2014年春号

No.033 小説TRIPPER 2014年春号

    辻原登の連載「東大で文学を学ぶ――ドストエフスキーから谷崎潤一郎へ」が完結した。近代小説というものの性格や進化を、探偵小説、冒険小説、家族小説として分類・説明するのは、若い読み手には示唆に富む […]
No.032 yom yom vol.31 2014年 冬号

No.032 yom yom vol.31 2014年 冬号

  辻村深月の「ツナグ」という小説が売れて、その続編がスタートしている。このツナグというのは、生者と死者を繋ぐ使者のことだそうだ。このテーマは何度も書かれ、映画化されても当たっている。手を替え品を替えしなくても […]
No.031 Feel Love Vol.20

No.031 Feel Love Vol.20

  女性作家を順繰りに特集しているようだ。今回は野中柊。それで前に特集されたらしい、原田マハと対談している。そのタイトルが「猫と暮らす、犬と暮らす」で、内容もまたタイトルに違わず、そのまま。   いわ […]
No.030 GINGER L。 2013 WINTER 13

No.030 GINGER L。 2013 WINTER 13

  表紙がカレーになっている。カレーって文字通り、あのカレーだ。第一回 ビーフカレー、とある。王道だ。   カレーとしては王道であっても、文芸誌の表紙になることにおいて、正当性があるのかと言われると、 […]
No.029 papyrus 2013年12月号

No.029 papyrus 2013年12月号

  「野心より、義理」という大泉洋の特集で、そのタイトルになんとなく笑ってしまう。それはもちろん、大泉洋の物言いとか表情と重なっているからで、特集自体はよく言えばそれを裏切らない、悪く言えばそのまんまで、すなわ […]
No.028 yom yom vol.30 2013年 秋号

No.028 yom yom vol.30 2013年 秋号

  文芸誌時評をいろいろと書いてきて、今更だけれど、これは「文芸時評」じゃないんだし、ってことに気がついた。その違いがやっとわかった、という感じ。   一言でいうと、文芸誌時評ってのは、雑誌を一冊の本 […]
No.027 J-novel 2013年09月号

No.027 J-novel 2013年09月号

  宮崎駿監督「風立ちぬ」で注目されている堀辰雄の「風立ちぬ」から、「春」という一章が再録されている。初出は、J-novelの版元である実業之日本社から発行されていた「新女苑」昭和12年4月号に掲載されたとのこ […]
No.026 Feel Love Vol.19

No.026 Feel Love Vol.19

  「辛酸なめ子の世界恋愛文学全集」という書評というか、エッセイが二本、掲載されている。「世界恋愛文学全集」というのは、なかなか魅力的である。『ボヴァリー夫人』とか『源氏物語』とか、そういう観点で集められれば、 […]
No.025 小説TRIPPER 2013年秋号

No.025 小説TRIPPER 2013年秋号

  辻原登氏の新連載「東大で文学を学ぶーードストエフスキーから谷崎潤一郎へ」。その冒頭、学ぶ = 真似する ということについて、論じられている。   タイトルから明らかなように、東大や立教、東海大など […]
No.024 yom yom vol.28 2013年 春号

No.024 yom yom vol.28 2013年 春号

  巻末に「小説検定」(南陀楼綾茂 = なんだろう あやしげ 出題)がある。今回のテーマは「山と川」。この「小説検定」、見ているうちになんとなく違和感というか、妙な感じに陥ってくる。   今回について […]
No.023 en-taxi (エンタクシー) 第38巻 2013年春号

No.023 en-taxi (エンタクシー) 第38巻 2013・・・

  en-taxi’s SERIES 「このひとについての一万六千字」というインタビュー記事は重松 清の取材・文となっている。重松清って、あの重松清、だろうか。だよね。   年三回しか刊行 […]
No.022 J-novel 2013年01月号

No.022 J-novel 2013年01月号

  会津戦争についての特集である。なんでまた急に、と思ったら、2013年の NHK 大河ドラマ「八重の桜」を観るための基礎知識ということだ。つまり小説とは、とりあえず関係がない。   けれども、これは […]
No.021 ジャーロ 2012 AUTUMN-WINTER (通巻46号)

No.021 ジャーロ 2012 AUTUMN-WINTER (通・・・

  「覆面作家はここにいる?」という特集で、覆面作家の座談会をやっている。題して「百の覆面に百の事情」。続いて覆面作家の競作、鯨統一郎「カルメンと殴殺」、古野まほろ「外田警部、のぞみ号に乗る」、戸川安宣 古今東 […]
No.020 yom yom vol.26 2012年 秋号

No.020 yom yom vol.26 2012年 秋号

  内澤旬子の連載ノンフィクション「卒業できない私たち」がなかなか興味深い。韓流やタカラヅカなど〈女子の愉しみ〉を追うというもので、今回は王道「ジャニーズ(前編)」だそうだ。   前編というからには後 […]
No.019 Mei vol.01 創刊号

No.019 Mei vol.01 創刊号

今秋に創刊された Mei は、女性向けのちょっと怖い小説を集めた文芸誌で、料理のレシピや漫画、箱根山のナイトハイクの模様まで、幅広くカバーしています。   その中で、東直子さんの「イボの神様」は、タイトル通り、 […]
No.018 小説TRIPPER 2012年秋号

No.018 小説TRIPPER 2012年秋号

  「ライトノベル最前線」という特集である。ラノベ、と呼ばれるライトノベルのことは、不勉強であった。この出版不況に右肩上がりで伸びているという。   もちろん著者の使い捨て、過労死といったこともあって […]
No.017 J-novel 2012年10月号

No.017 J-novel 2012年10月号

  「浅草 文学&ミステリーツアー」という特集である。どこぞの雑誌のいつぞやの、土地が文学を生むの生まないの、関西文化圏が何となく優位、といった特集と違い、なかなか興味深かった。ようするに浅草というところは面白 […]
No.016 papyrus 2012年10月号

No.016 papyrus 2012年10月号

  音楽ライブのレポートとして Live Report の欄に、小貫信昭「新しい歌が生まれる場所へ」というエッセイがある。羊毛とおはな、という変わった名前のデュオの野外ライブについてのものだ。   そ […]
No.015 Feel Love Vol.16

No.015 Feel Love Vol.16

  「中田永一百科事典」という特集だ。中田永一は恋愛小説の書き手で、覆面作家だそうだ。覆面作家というものがいまだに存在可能なのか、ということに驚いた。すべての隠し事が不可能になっているような現在、それ自体がやた […]
No.014 yom yom vol.25 2012年 夏号

No.014 yom yom vol.25 2012年 夏号

  白石一文の「夜を想う人 偏愛Ⅰ」という連作が新連載となっている。   女主人公はある男性と付き合っている。男は優しく穏やかで、一億するほどのマンションに住んでいる。女の住まいは狭く、ごく普通だが、 […]
No.013 en-taxi (エンタクシー) 第35巻 2012年春号

No.013 en-taxi (エンタクシー) 第35巻 2012・・・

  今回は、表紙と、写真家・ホンマタカシの連載第6回「きわめてよいふうけい 写真の翻訳/暗室にて」を取り上げる。氏は98年に写真集「TOKYO SUBURBIA 東京郊外」で木村伊兵衛賞を受賞した気鋭の写真家で […]
No.012 小説TRIPPER 2012年夏号

No.012 小説TRIPPER 2012年夏号

  川上弘美と松浦寿輝との対談が出ている。「『闇』を内包するファンタジー」というタイトルなのは、「あたらしいファンタジー」という特集だからだ。   川上弘美と松浦寿輝は、これに朝吹亮二( 朝吹真理子の […]
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