総合文学ウェブ情報誌 文学金魚

私達の故郷は日本語です。金魚屋プレス日本版は、日本語で書かれるあらゆる文学の方向を見極め、私達の精神の行く末を照らす光りを見出そうとするものです。 金魚屋プレス日本版はその光りのすべてを広義の文学と呼びます。

金魚屋プレス日本版代表 齋藤都

評論エセー
第056回 ヨルバ族のオポン・イファ(後半)

第056回 ヨルバ族のオポン・イファ(後半)

【参考図版】オポン・イファの使い方      この老人がそう言って約束してくれたので、わたしは早速、出かけて行った。しかし一マイルばかり行ってから、わたしはシュジュの一つを使い、またたくまに、非常に大 […]
第056回 ヨルバ族のオポン・イファ(前半)

第056回 ヨルバ族のオポン・イファ(前半)

オポン・イファ(Opon Ifá 占い用のお盆)(著者蔵) ナイジェリア・ヨルバ族 19世紀中頃~20世紀初頭 縦25.4×横26.2×厚1.3センチ(いずれも最大値)      骨董にも地理的制約は […]
『あなたが泣けるもの4』[横書]

『あなたが泣けるもの4』[横書]

     かなりの泣き虫である。  生まれてからこのかた、男の子は泣いちゃいけませんという世の中の掟があるので、なるべくなら人前で泣かないようにしている。  だけど一人の時は、テレビのニュースを見ても […]
『あなたが泣けるもの4』[縦書]

『あなたが泣けるもの4』[縦書]

なにを読んで、見て、触れて泣いちゃったかは人によって異なるもの。人間の琴線を震わせる物や出来事は、おのずからその人の個性を表します。 そんなつい泣いちゃったモノ・コトについてのリレー連載エッセイです。 第04回著者 鶴山 […]
第055回 魔法使いのクートラスおじさん(後半)

第055回 魔法使いのクートラスおじさん(後半)

『ブルターニュの老女』 縦八一×横五四センチ 油彩 一九六七年 『Robert Coutelas 1930-1985』(エクリ)より   『月の光の住人たち』 縦一一六×横八〇センチ 油彩 一九六七年 同 &n […]
第054回 魔法使いのクートラスおじさん(前半)

第054回 魔法使いのクートラスおじさん(前半)

『Robert Coutelas 1930-1985』(エクリ)より      ちょうど去年の今頃ロベール・クートラスについて書いた。というかクートラスについて書くのは今回で三度目だ。最初に見た渋谷の […]
あなたが泣けるもの3

あなたが泣けるもの3

     プロ野球の引退試合に反対する識者やファンは少なくない。ペナントレースの終盤、すなわち公式戦として開催されることがほとんどだからだ。  一般的に引退試合は去り行く選手に餞別を贈る意味合いで開催 […]
あなたが泣けるもの3

あなたが泣けるもの3

なにを読んで、見て、触れて泣いちゃったかは人によって異なるもの。人間の琴線を震わせる物や出来事は、おのずからその人の個性を表します。 そんなつい泣いちゃったモノ・コトについてのリレー連載エッセイです。 第03回著者 山田 […]
あなたが泣けるもの2

あなたが泣けるもの2

なにを読んで、見て、触れて泣いちゃったかは人によって異なるもの。人間の琴線を震わせる物や出来事は、おのずからその人の個性を表します。 そんなつい泣いちゃったモノ・コトについてのリレー連載エッセイです。 第02回著者 小松 […]
あなたが泣けるもの2

あなたが泣けるもの2

     僕は他人に配りたくなるほど「泣けるもの」をもっている。  感動屋で泣き虫、それが僕だ。  あまり人に自慢できるようなものを持ち合わせていない人間だけど、とかく何かにつけてすぐ感動してしまう僕 […]
第053回 フレンチ・デルフト、イングリッシュ・デルフト(後半)

第053回 フレンチ・デルフト、イングリッシュ・デルフト(後半)

〝abondance 1789〟文字入りフレンチ・デルフト色絵皿 フランス 一七八九年(著者蔵) 口径二三・四×高さ三・四センチ(いずれも最大値)      情報伝達技術が発達していなかった十九世紀中 […]
第052回 フレンチ・デルフト、イングリッシュ・デルフト

第052回 フレンチ・デルフト、イングリッシュ・デルフト

シノワズリのイングリッシュ・デルフト染付深皿 イギリス 十八世紀中期から後半頃(著者蔵) 口径二二・二×高さ三・八センチ(いずれも最大値)      今回はオランダ以外の国々に、どうデルフト焼が伝わっ […]
No.001 あなたが泣けるもの

No.001 あなたが泣けるもの

『恋する日曜日』第10話『ロンリィザウルス』(2003年6月8日BS-iで放送 主演 内山理名 北村一輝 脚本 福田裕子)より      ずいぶん以前、メル友(って死語。どんだけ昔なんだ)になった編集 […]
No.001 あなたが泣けるもの

No.001 あなたが泣けるもの

なにを読んで、見て、触れて泣いちゃったかは人によって異なるもの。人間の琴線を震わせる物や出来事は、おのずからその人の個性を表します。 そんなつい泣いちゃったモノ・コトについてのリレー連載エッセイです。 第01回著者 小原 […]
第051回 江戸の端午の節句幟(後半)

第051回 江戸の端午の節句幟(後半)

『椿説弓張月』絵幟 八町礫紀平治(はっちょうつぶてのきへいじ) 江戸時代 文化文政頃      滝沢馬琴の『椿説弓張月(ちんせつゆみはりづき)』を読み飛ばしたのはもうだいぶ前で(もちろん活字版)、読ん […]
第050回 江戸の端午の節句幟(前半)

第050回 江戸の端午の節句幟(前半)

『椿説弓張月』絵幟 源為朝(みなもとのためとも) 江戸時代 文化文政頃      現在では五月五日は子供の日で祝日だが、端午(たんご)の節句や菖蒲の節句とも言う。端午は旧暦五月の最初の牛の日のことで、 […]
第049回 インドネシアのワヤン(後半)

第049回 インドネシアのワヤン(後半)

     ワヤンの物語の多くは『ラーマーヤナ』と『マハーバーラタ』を元にしている。古代インドの二大叙事詩で原典はサンスクリット語である。『ラーマーヤナ』は七編構成で、三十二音節の対句(シュローカ)が二 […]
第048回 インドネシアのワヤン(前半)

第048回 インドネシアのワヤン(前半)

     骨董は辞書的な定義では「美術的価値や希少性の高い古物」と「今では役に立たなくなった古物」の二つの意味がある。テレビの『なんでも鑑定団』などを見ていてもそれは納得できるだろう。古ぼけて小汚い軸 […]
No.010 パワーストーン占い師いけのりのなんとなく星占い 2016年04月

No.010 パワーストーン占い師いけのりのなんとなく星占い 20・・・

  どうもです。あっと言う間にもう桜のシーズンですね。皆さま、いかがお過ごしでしたか。こちらは都内の桜を毎日ハシゴしている占い師のいけのりです。名所の千鳥ヶ淵も靖国神社も上野公園も六本木ミッドタウンも、はぁはぁ […]
No.009 パワーストーン占い師いけのりのなんとなく星占い 2016年03月

No.009 パワーストーン占い師いけのりのなんとなく星占い 20・・・

  どうもです。1月のベッキー、SMAPスクープに続き、2月も甘利前大臣の贈収賄&宮崎元議員のスキャンダルすっぱ抜きなど、「センテンス・スプリング」パワーがさく裂しておりましたが、皆さまはいかがお過ごしでしたで […]
No.027 私たちの中に眠る飛翔の夢

No.027 私たちの中に眠る飛翔の夢

     20世紀の美術を代表する彫刻家の一人であるコンスタンティン・ブランクーシの生誕から、今年でちょうど140年になる。彼は1876年2月19日にルーマニアのゴルジュ県にあるホビツァという村で生ま […]
第047回 御道具(後半)

第047回 御道具(後半)

     茶道は書道になぞらえて、真(しん)・行(ぎょう)・草(そう)の三つの様式に分けて語られることが多い。茶室で言えば真は書院、草は草庵である。御道具では真は東山御物に代表される唐物、草は和物で、 […]
第46回 御道具(前半)

第46回 御道具(前半)

     茶道の世界ではお茶席で使う棗や茶杓、茶碗などを「御道具」と呼ぶ。値段を言えば高価な物から安物まであるわけだが、基本はお茶を楽しむための道具という位置づけである。また現在では宗家がオーソライズ […]
No.008 パワーストーン占い師いけのりのなんとなく星占い 2016年02月

No.008 パワーストーン占い師いけのりのなんとなく星占い 20・・・

  どうもです。あっと言う間に1月が終わり。今月はハッピーバレンタインデー月の2月です。会社で義理チョコ配るのメンドクサイ…もうやめようぜこの風習!チョコレート業界の陰謀だ!なんて方も多いとは思われますが、、( […]
No.026 教会と反抗期

No.026 教会と反抗期

東京復活大聖堂(ニコライ堂)      年末年始はキリスト教ではいくつかの大事な祭日が連続する。まずはクリスマス(キリストの誕生を祝う日)があり、25日から27日の三日間教会では礼拝が行われている。次 […]
No.010 鏡の向こう(最終回)

No.010 鏡の向こう(最終回)

第十回 鏡の向こう(最終回)      コクトーという詩人がいた。小説家でもあった。劇作家でもあった。評論家でもあった。画家でもあった。脚本家でもあった。映画監督でもあった。肉体が許せば、バレエも踊っ […]
文学とセクシュアリティ-現代に読む源氏物語(第042回 最終回)

文学とセクシュアリティ-現代に読む源氏物語(第042回 最終回)

     ついにこの連載も最終回を迎えました。源氏物語を繙きつつ、それが古い文学としてでなく、私たちの感性で読む現代小説として捉えられる可能性を探ってきました。では、なぜそれが必要なのか。   […]
文学とセクシュアリティ-現代に読む源氏物語(第042回 最終回)

文学とセクシュアリティ-現代に読む源氏物語(第042回 最終回)

     ついにこの連載も最終回を迎えました。源氏物語を繙きつつ、それが古い文学としてでなく、私たちの感性で読む現代小説として捉えられる可能性を探ってきました。では、なぜそれが必要なのか。   […]
No.007 パワーストーン占い師いけのりのなんとなく星占い 2016年01月

No.007 パワーストーン占い師いけのりのなんとなく星占い 20・・・

  あけましておめでとうございます!今年もよろしくお願いします! あああ、いけのりの何となく星占いも新年を迎えました。パチパチ。 おメデタイ新年一発目は、星座別「開運祝い酒占い」でっす。 酒って、、アンタ超下戸 […]
No.007 宇治まで(後編)

No.007 宇治まで(後編)

     このような直截的な象徴としての場面を欲するのは、現代の私たちの感性であり、またヴィジュアル化の要請でもある。それは単に場面を付け足すに終わらず、ストーリーを歪め、思想を変えてしまいかねない。 […]
No.006 宇治まで(前編)

No.006 宇治まで(前編)

     「宇治には、どう行くのがいいですか」  仲居は、姉小路通の宿から京阪三条駅まで出て、と説明しかけ、「後で聞いてきます」と言う。京都に住む人もよく知らぬのか。それも京は京であって、宇治はやはり […]
第045回 ロベール・クートラスのクリスマス・オーナメント(後編)

第045回 ロベール・クートラスのクリスマス・オーナメント(後編)

     彼が生まれたヴァレット通りに近くて、最後の夜を過ごしたSのアパートのすぐそばにあるサンテチエンヌ・デュ・モン教会を、彼はとっても好きだった。あそこには優しい聖ヴィンセンシオの肖像(フィリップ […]
第044回 ロベール・クートラスのクリスマス・オーナメント(前編)

第044回 ロベール・クートラスのクリスマス・オーナメント(前編)

     文学金魚編集人の石川良策さんから「今年もクリスマス骨董について書いてくださいませぇ」というメールが来た。石川さんは意外とイベント好きなようだ。「なぜお正月じゃなくてクリスマスなんですか?」と […]
No.025 平和に暮らすこと

No.025 平和に暮らすこと

     この間ひょんなことをきっかけにちょっと不思議な悟りの瞬間を体験した。文京シビックホールでコンサートを見に行ったある日の昼頃だった。開演20分前に会場に着き、昼ご飯を食べる時間がないが、コーヒ […]
No.009 掟の言葉

No.009 掟の言葉

第九回 掟の言葉      言葉の掟といえば、すぐに想起されるのは文法であろう。    文法を探求することは、常に地雷原を進むようなものである。言葉は生きており、姿を変え続ける。言葉がただ孤 […]
No.006 パワーストーン占い師いけのりのなんとなく星占い 2015年12月

No.006 パワーストーン占い師いけのりのなんとなく星占い 20・・・

  どうもです!なんとなんと!とうとう今月で2015年が終わってしまいますね。信じられない~。歳を取ると、本当に一年って過ぎるのがあっと言う間ですね。そうそう毎年恒例の流行語大賞のノミネートも先日発表されていま […]
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