総合文学ウェブ情報誌 文学金魚

私達の故郷は日本語です。金魚屋プレス日本版は、日本語で書かれるあらゆる文学の方向を見極め、私達の精神の行く末を照らす光りを見出そうとするものです。 金魚屋プレス日本版はその光りのすべてを広義の文学と呼びます。

金魚屋プレス日本版代表 齋藤都

七色幻燈
第01回 テクニカラーと総天然色

第01回 テクニカラーと総天然色

『カルメン故郷に帰る』ポスター 監督・脚本 木下恵介 主演 高峰秀子      映画館が苦手である。これは曲がりなりにも映画について語ろうとする立場にある者として、許されざる告白かもしれない。しかし本 […]
第八回 澄みわたる恐怖

第八回 澄みわたる恐怖

第八回 澄みわたる恐怖 『キューブ2』(2002年 カナダ映画)ポスター 監督アンジェイ・セクラ      神でも天使でも、色をひとつに絞るなら白になるだろう。清廉潔白、純粋無垢、一点の曇りなき白は心 […]
第七回 新しい黒

第七回 新しい黒

第七回 新しい黒 『マルタの鷹』(1941年 アメリカ映画)ポスター 監督ジョン・ヒューストン      黒い衣装というのは不思議なもので、似合わないひともあまりいないだろうに、シックな(個人的には、 […]
第六回 緑の亡霊

第六回 緑の亡霊

第六回 緑の亡霊 『シン・レッド・ライン』(1998年 アメリカ映画)ポスター 監督テレンス・マリック      嬰児を「みどりご」と言うことからも明らかなように、緑という色は爆発的な生命力を秘めてい […]
第五回 青、呼吸せず

第五回 青、呼吸せず

第五回 青、呼吸せず 『グラン・ブルー』(1988年 フランス・イタリア映画) 監督 リュック・ベッソン      どの世界にも通好みという基準がある。これが粋というところに落ち着く趣味のよさなら文句 […]
第四回 劇場で激情に駆られること

第四回 劇場で激情に駆られること

『カイロの紫のバラ』(1985年 アメリカ映画) 監督 ウディ・アレン      定番の色、と呼べるものがいくつかあるとして、赤は間違いなくその一つであろう。美しい連想を引き起こしやすい色ではあるが、 […]
第03回 男はラクダに乗って

第03回 男はラクダに乗って

『アラビアのロレンス』スチール(1962年 イギリス映画) 監督 デヴィッド・リーン 主演 ピーター・オトゥール      砂漠は死の世界である。文明の及ばぬ空白、都市と都市とのあいだにぽっかり空いた […]
第02回 黄はキケンのキ

第02回 黄はキケンのキ

『キル・ビル Vol. 1』ポスター(2003年 アメリカ映画) 監督・脚本 クエンティン・タランティーノ 主演 ユマ・サーマン      花々をのぞけば、自然界には意外と黄色が見当たらない。だからこ […]
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