総合文学ウェブ情報誌 文学金魚

私達の故郷は日本語です。金魚屋プレス日本版は、日本語で書かれるあらゆる文学の方向を見極め、私達の精神の行く末を照らす光りを見出そうとするものです。 金魚屋プレス日本版はその光りのすべてを広義の文学と呼びます。

金魚屋プレス日本版代表 齋藤都

鶴山裕司『アトモスフィア文学論』
No.003 二十一世紀文学の基層-辻原登論(下)

No.003 二十一世紀文学の基層-辻原登論(下)

   【図1】は「通常の純文学作家の作品構造」である。作家は通常、思想を核に作品を作りあげる。思想に沿った主題が構想され、それを的確に表現するための技法が選択される。思想が作家固有のものであれば、作品の主題や技 […]
No.002 二十一世紀文学の基層-辻原登論(中)

No.002 二十一世紀文学の基層-辻原登論(中)

     円木は二つ目だったが、真打ちもそのうちというところで、不養生がたたり、遺伝体質の糖尿病が悪化して、白内障がすすみ、すっかり水晶体が濁ってしまった。(中略)  妹とそのつれあいがやっている小松 […]
No.001 二十一世紀文学の基層-辻原登論(上)

No.001 二十一世紀文学の基層-辻原登論(上)

     辻原登は昭和二十年(一九四五年)、終戦の年に和歌山県印南市で生まれた。戦前・戦中の政治・文化状況を強く感受しながら、一から戦後民主主義教育を受けた最初の世代に属する。少年の頃から小説を書いて […]
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