総合文学ウェブ情報誌 文学金魚

私達の故郷は日本語です。金魚屋プレス日本版は、日本語で書かれるあらゆる文学の方向を見極め、私達の精神の行く末を照らす光りを見出そうとするものです。 金魚屋プレス日本版はその光りのすべてを広義の文学と呼びます。

金魚屋プレス日本版代表 齋藤都

Author Archive
No.015 還暦過ぎても

No.015 還暦過ぎても

一.ザ・ローリング・ストーンズ    勿論、好きな曲だけ聴くのは楽しい。組合せ自由のバイキング式。パエリアに納豆かけても、刺身をチョコにディップしてもOK。好きなんだから仕方ない。ストレスないし効率的だし、そもそもあんま […]
『松の牢』(第01回)[横書]

『松の牢』(第01回)[横書]

久しぶりの故郷。思い出したくない過去。でも親族との縁は切れない。生まれ育った家と土地の記憶も消えない。そして生まれてくる子供と左腕に鮮やかな龍の入れ墨を入れた旦那。それはわたしにとって、牢のようなものなのか、それとも・・ […]
『松の牢』(第01回)[縦書]

『松の牢』(第01回)[縦書]

久しぶりの故郷。思い出したくない過去。でも親族との縁は切れない。生まれ育った家と土地の記憶も消えない。そして生まれてくる子供と左腕に鮮やかな龍の入れ墨を入れた旦那。それはわたしにとって、牢のようなものなのか、それとも・・ […]
No.014 サクラサク

No.014 サクラサク

一.ザ・バンド    カタカナ五文字。たった五文字で何となく嬉しい。アリガトウ。なるほど五文字。いいけど、ちょっと照れくさい。ヒントは今の時季。春。そう、魔法の五文字は「サクラサク」。何だかめでたい。何だか華や […]
『証拠物件』(第12回 最終回)

『証拠物件』(第12回 最終回)

コウタは大学三年生で、幼なじみのシュンジと〝本部〟に溜まって目的もなく毎日を過ごしている。本部は安アパートの一室。仲間のために部屋を借りたのは二年先輩のボスだ。高校生時代からコウタとシュンジはボスに憧れてきた。その怜悧さ […]
『証拠物件』(第12回 最終回)

『証拠物件』(第12回 最終回)

コウタは大学三年生で、幼なじみのシュンジと〝本部〟に溜まって目的もなく毎日を過ごしている。本部は安アパートの一室。仲間のために部屋を借りたのは二年先輩のボスだ。高校生時代からコウタとシュンジはボスに憧れてきた。その怜悧さ […]
No.013 ゴーイング・アンダーグラウンド

No.013 ゴーイング・アンダーグラウンド

一.ポール・ウェラー    理由不要。とにかく恰好いい。若い頃は言わずもがな、今だって。誰の話かって? 勿論、ポール・ウェラー。二十代半ばまでザ・ジャム、三十代前半までスタイル・カウンシル。華々しいキャリア。そ […]
『証拠物件』(第11回)

『証拠物件』(第11回)

コウタは大学三年生で、幼なじみのシュンジと〝本部〟に溜まって目的もなく毎日を過ごしている。本部は安アパートの一室。仲間のために部屋を借りたのは二年先輩のボスだ。高校生時代からコウタとシュンジはボスに憧れてきた。その怜悧さ […]
『証拠物件』(第11回)

『証拠物件』(第11回)

コウタは大学三年生で、幼なじみのシュンジと〝本部〟に溜まって目的もなく毎日を過ごしている。本部は安アパートの一室。仲間のために部屋を借りたのは二年先輩のボスだ。高校生時代からコウタとシュンジはボスに憧れてきた。その怜悧さ […]
No.012 熱燗つけて

No.012 熱燗つけて

一.UA    寒い日には熱燗。肉体は、何て云うか、月並みだ。  着膨れた人いきれで蒸し暑い電車内。溜まる憤懣。さっきから汗ばんでいる。寒い日なのに、疲れてるのに、ちょっと呑みたいだけなのに。  やっと降りたら […]
『証拠物件』(第10回)

『証拠物件』(第10回)

コウタは大学三年生で、幼なじみのシュンジと〝本部〟に溜まって目的もなく毎日を過ごしている。本部は安アパートの一室。仲間のために部屋を借りたのは二年先輩のボスだ。高校生時代からコウタとシュンジはボスに憧れてきた。その怜悧さ […]
『証拠物件』(第10回)

『証拠物件』(第10回)

コウタは大学三年生で、幼なじみのシュンジと〝本部〟に溜まって目的もなく毎日を過ごしている。本部は安アパートの一室。仲間のために部屋を借りたのは二年先輩のボスだ。高校生時代からコウタとシュンジはボスに憧れてきた。その怜悧さ […]
No.011 非日常の昂揚感

No.011 非日常の昂揚感

一.Pファンク・オールスターズ    さあ、新年あけました。もう、あけちゃった。畜生、あけやがって。人それぞれ感じ方は色々、国によっちゃ時差もあるけど、あけない人はいない。即ち、この世に明けぬ夜は無し――。わざ […]
『証拠物件』(第09回)

『証拠物件』(第09回)

コウタは大学三年生で、幼なじみのシュンジと〝本部〟に溜まって目的もなく毎日を過ごしている。本部は安アパートの一室。仲間のために部屋を借りたのは二年先輩のボスだ。高校生時代からコウタとシュンジはボスに憧れてきた。その怜悧さ […]
『証拠物件』(第09回)

『証拠物件』(第09回)

コウタは大学三年生で、幼なじみのシュンジと〝本部〟に溜まって目的もなく毎日を過ごしている。本部は安アパートの一室。仲間のために部屋を借りたのは二年先輩のボスだ。高校生時代からコウタとシュンジはボスに憧れてきた。その怜悧さ […]
No.010 気持ちを落ち着けて

No.010 気持ちを落ち着けて

一.エルヴィス・コステロ, ビル・フリゼール    師走。なぜか気忙しい。どこか慌ててる。師なら仕方ないけど、この先そうなる予定もないから困っちゃう。気付けば単なる無駄吹かし。燃費最悪。  慌てると貰いが少ない […]
『証拠物件』(第08回)

『証拠物件』(第08回)

コウタは大学三年生で、幼なじみのシュンジと〝本部〟に溜まって目的もなく毎日を過ごしている。本部は安アパートの一室。仲間のために部屋を借りたのは二年先輩のボスだ。高校生時代からコウタとシュンジはボスに憧れてきた。その怜悧さ […]
『証拠物件』(第08回)

『証拠物件』(第08回)

コウタは大学三年生で、幼なじみのシュンジと〝本部〟に溜まって目的もなく毎日を過ごしている。本部は安アパートの一室。仲間のために部屋を借りたのは二年先輩のボスだ。高校生時代からコウタとシュンジはボスに憧れてきた。その怜悧さ […]
No.009 勘所

No.009 勘所

一.ちあきなおみ    勘所、は元々三味線用語。弦を押さえる正しい位置のこと。これが分からなきゃ、音程は狂いっぱなし。勘所の把握こそ最初の関門かも。ちなみにギターはフレットが勘所を仕切っているので楽。チューニン […]
『証拠物件』(第07回)

『証拠物件』(第07回)

コウタは大学三年生で、幼なじみのシュンジと〝本部〟に溜まって目的もなく毎日を過ごしている。本部は安アパートの一室。仲間のために部屋を借りたのは二年先輩のボスだ。高校生時代からコウタとシュンジはボスに憧れてきた。その怜悧さ […]
『証拠物件』(第07回)

『証拠物件』(第07回)

コウタは大学三年生で、幼なじみのシュンジと〝本部〟に溜まって目的もなく毎日を過ごしている。本部は安アパートの一室。仲間のために部屋を借りたのは二年先輩のボスだ。高校生時代からコウタとシュンジはボスに憧れてきた。その怜悧さ […]
No.008 音の輪郭

No.008 音の輪郭

一.クレイジーキャッツ    行間、というのは難しい。読もうと勢いこんでもダメ。追っ掛けたって逃げやしない。ずっとそこにいる。いるけれど見えない。見えないけど……と堂々巡り。スタミナのような「実体なき謎の概念」 […]
『証拠物件』(第06回)

『証拠物件』(第06回)

コウタは大学三年生で、幼なじみのシュンジと〝本部〟に溜まって目的もなく毎日を過ごしている。本部は安アパートの一室。仲間のために部屋を借りたのは二年先輩のボスだ。高校生時代からコウタとシュンジはボスに憧れてきた。その怜悧さ […]
『証拠物件』(第06回)

『証拠物件』(第06回)

コウタは大学三年生で、幼なじみのシュンジと〝本部〟に溜まって目的もなく毎日を過ごしている。本部は安アパートの一室。仲間のために部屋を借りたのは二年先輩のボスだ。高校生時代からコウタとシュンジはボスに憧れてきた。その怜悧さ […]
No.007 ギタリストのソロアルバム

No.007 ギタリストのソロアルバム

一.真島昌利    さあ、朝から呑む。何時にしよう。11時? そりゃ昼だ。ダメ。10時も却下。デパートじゃあるまいし。ここはやっぱり一桁、9時からにしましょう。    若い頃、朝9時に呑んでたら、それ […]
『証拠物件』(第05回)

『証拠物件』(第05回)

コウタは大学三年生で、幼なじみのシュンジと〝本部〟に溜まって目的もなく毎日を過ごしている。本部は安アパートの一室。仲間のために部屋を借りたのは二年先輩のボスだ。高校生時代からコウタとシュンジはボスに憧れてきた。その怜悧さ […]
『証拠物件』(第05回)

『証拠物件』(第05回)

コウタは大学三年生で、幼なじみのシュンジと〝本部〟に溜まって目的もなく毎日を過ごしている。本部は安アパートの一室。仲間のために部屋を借りたのは二年先輩のボスだ。高校生時代からコウタとシュンジはボスに憧れてきた。その怜悧さ […]
No.006 ザ・クラッシュ『ロンドン・コーリング(London Calling)』

No.006 ザ・クラッシュ『ロンドン・コーリング(London ・・・

     今にも発火しそう、というバンドのイメージを実態以上に喧伝する結果となったジャケット――演奏中、客との遠すぎる距離に苛立ったポール・シムノンが、ベースを床に叩きつけんと振りかぶっている姿。 & […]
『証拠物件』(第04回)

『証拠物件』(第04回)

コウタは大学三年生で、幼なじみのシュンジと〝本部〟に溜まって目的もなく毎日を過ごしている。本部は安アパートの一室。仲間のために部屋を借りたのは二年先輩のボスだ。高校生時代からコウタとシュンジはボスに憧れてきた。その怜悧さ […]
『証拠物件』(第04回)

『証拠物件』(第04回)

コウタは大学三年生で、幼なじみのシュンジと〝本部〟に溜まって目的もなく毎日を過ごしている。本部は安アパートの一室。仲間のために部屋を借りたのは二年先輩のボスだ。高校生時代からコウタとシュンジはボスに憧れてきた。その怜悧さ […]
No.005 ビョーク『ポスト(Post)』

No.005 ビョーク『ポスト(Post)』

     ビョークは難しい題材だと分かっていました。    どのアルバムを取り上げるかで迷うというより、そもそも彼女を「どう捉えるのか」が悩ましい問題なのです。    ただ「何故悩 […]
『証拠物件』(第03回)

『証拠物件』(第03回)

コウタは大学三年生で、幼なじみのシュンジと〝本部〟に溜まって目的もなく毎日を過ごしている。本部は安アパートの一室。仲間のために部屋を借りたのは二年先輩のボスだ。高校生時代からコウタとシュンジはボスに憧れてきた。その怜悧さ […]
『証拠物件』(第03回)

『証拠物件』(第03回)

コウタは大学三年生で、幼なじみのシュンジと〝本部〟に溜まって目的もなく毎日を過ごしている。本部は安アパートの一室。仲間のために部屋を借りたのは二年先輩のボスだ。高校生時代からコウタとシュンジはボスに憧れてきた。その怜悧さ […]
No.004 スティーヴィー・ワンダー『インナーヴィジョンズ(Innervisions)』

No.004 スティーヴィー・ワンダー『インナーヴィジョンズ(In・・・

     天才、という言葉は分かったようで分からないものです。その一言で、とりあえず思考が停止してしまうような「危うさ」も感じます。だから私はスティーヴィー・ワンダー(以下、スティーヴィー)を天才とし […]
『証拠物件』(第02回)

『証拠物件』(第02回)

コウタは大学三年生で、幼なじみのシュンジと〝本部〟に溜まって目的もなく毎日を過ごしている。本部は安アパートの一室。仲間のために部屋を借りたのは二年先輩のボスだ。高校生時代からコウタとシュンジはボスに憧れてきた。その怜悧さ […]
『証拠物件』(第02回)

『証拠物件』(第02回)

コウタは大学三年生で、幼なじみのシュンジと〝本部〟に溜まって目的もなく毎日を過ごしている。本部は安アパートの一室。仲間のために部屋を借りたのは二年先輩のボスだ。高校生時代からコウタとシュンジはボスに憧れてきた。その怜悧さ […]
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