総合文学ウェブ情報誌 文学金魚

私達の故郷は日本語です。金魚屋プレス日本版は、日本語で書かれるあらゆる文学の方向を見極め、私達の精神の行く末を照らす光りを見出そうとするものです。 金魚屋プレス日本版はその光りのすべてを広義の文学と呼びます。

金魚屋プレス日本版代表 齋藤都

Author Archive
No.028 ミステリマガジン 2017年03月号

No.028 ミステリマガジン 2017年03月号

     アガサ・クリスティーの特集である。これまで何度となく繰り返されてきたであろうクリスティー特集だが、「そしてクリスティーはいなくならない」というタイトルが付いている。そう、なぜクリスティーはい […]
No.027 S-Fマガジン 2016年10月号

No.027 S-Fマガジン 2016年10月号

     『スター・トレック』50周年記念特集がある。今更ながら50年という歳月に驚く。1966年当時、他にもSFドラマは制作され、それなりに人気を博していた。『宇宙家族ロビンソン』とか、リアルタイム […]
No.026 幽(vol.24)

No.026 幽(vol.24)

     「リアルか、フェイクか」という特集。いつも思うのだが、よくネタが尽きない。いや、とっくに尽きてるかもしれないが、ネタというのはそもそも尽きたと思ったところからの勝負だ。ネタに寄っかかった読み […]
No.024 幽(vol.022)

No.024 幽(vol.022)

     小泉八雲ことラフカディオ・ハーンの特集。幽という雑誌であるから、日本文化の紹介者としてのラフカディオ・ハーンというよりは、怪談の小泉八雲について焦点を当てているというわけだが、さて、それはど […]
No.069 群像 2014年12月号

No.069 群像 2014年12月号

     目次その他をつらつら眺めて、今さらながら純文学とは何だろう、と思った。それはあまり正確な問いではなくて、純文学の文芸誌をそれらしくみせる純文学的なるものとは何だろうか、と考えたというのが本当 […]
No.038 小説TRIPPER 2014年秋号

No.038 小説TRIPPER 2014年秋号

     夢枕獏のライフワークである「キマイラ」の新刊について、インタビューが掲載されている。夢枕獏のインタビューと言えば、この文学金魚のものが(身びいき抜きに)素晴らしかったと思うが、こちらも大変興 […]
No.023 S-Fマガジン 2014年08月号

No.023 S-Fマガジン 2014年08月号

    『PHYCO-PASS サイコパス』というアニメの特集である。『踊る大捜査線』の本広克行氏が監督を務めているということで、組織に集う群像劇となっている点が共通する。全体が組織のロジックやヒエラ […]
No.067 小説NON 2014年5月号

No.067 小説NON 2014年5月号

    今月も、大変親切である。「家族の絆を問う衝撃のサスペンス」とか「警察小説の醍醐味」とか「心温まる物語」、あるいは「揺れ動く女心」と、前もってレジュメされているので、安心して読める。もしくは読む […]
No.064 小説 野性時代 第125号 (2014年04月号)

No.064 小説 野性時代 第125号 (2014年04月号)

  「運命の恋愛小説」という特集。であるが、いきなりのアンチクライマックスで、小池真理子のエッセイに「最近は、無難な恋愛の小説が売れている」とのこと。小池センセイのおっしゃることだから、きっとそうであるに違いな […]
No.035 ジャーロ No.50 春号

No.035 ジャーロ No.50 春号

    新保博久の特別論文「怪盗と日本人スパイと少女探偵と都筑道夫の創作翻訳」が、とても興味深い。翻訳というものの不可思議なところ、作業でもあり、創り出すものでもある、というところから創作そのものにつ […]
No.060 小説すばる 2014年03月号

No.060 小説すばる 2014年03月号

  「作家の万年筆」という特集がある。北方謙三が「俺と万年筆」について写真満載で開陳し、なんとなくクレジットカード会社の会報誌めいているのが可笑しい。どうせならバーンと全面的なタイアップ広告を数ページに渡ってデ […]
No.030 GINGER L。 2013 WINTER 13

No.030 GINGER L。 2013 WINTER 13

  表紙がカレーになっている。カレーって文字通り、あのカレーだ。第一回 ビーフカレー、とある。王道だ。   カレーとしては王道であっても、文芸誌の表紙になることにおいて、正当性があるのかと言われると、 […]
No.022 怪 Vol.0040 (2013年11月)

No.022 怪 Vol.0040 (2013年11月)

  創刊20年、第40号が出たということで、大変おめでとうございます。このご時世に、快挙であると考えます。水木しげるをはじめ、京極夏彦らの祝辞が続いている。   それらを読むにつけ、雑誌にも歳を経るの […]
No.021 S-Fマガジン 2014年01月号

No.021 S-Fマガジン 2014年01月号

  あの「グイン・サーガ」の正篇刊行が再開されたという。その記念小特集が組まれている。   著者が亡くなり、それでも物語は引き続いて、五代ゆう『パロの暗黒』(131巻)と、宵野ゆめ『サイロンの挽歌』( […]
No.027 J-novel 2013年09月号

No.027 J-novel 2013年09月号

  宮崎駿監督「風立ちぬ」で注目されている堀辰雄の「風立ちぬ」から、「春」という一章が再録されている。初出は、J-novelの版元である実業之日本社から発行されていた「新女苑」昭和12年4月号に掲載されたとのこ […]
No.051 読楽 2013年9月号

No.051 読楽 2013年9月号

  「あやかし跋扈」という魅惑的な言葉で、恩田陸と夢枕獏の連載コーナーがある。「あやかし」も「跋扈」も、もはや文芸誌でしか(あるいは政治の世界で、か)しか見られない言葉だ。「あやかし」は「妖」、「跋扈」は「ばっ […]
No.020 S-Fマガジン 2013年09月号

No.020 S-Fマガジン 2013年09月号

  夏恒例のガイド特集、「サブジャンル別 SF ガイド50選」ということだが、このサブジャンルというのがなかなかである。「宇宙での冒険と戦い」を『宇宙SF』、「人ならぬものとの触れあい」を『異星人/アンドロイド […]
No.047 小説現代 2013年07月号

No.047 小説現代 2013年07月号

  「SF 特集 未来に気をつけろ」とのことである。未来の何に気をつけねばならないのか、しかとはわからないが、見出しや惹句はたいへん面白そうに見受けられる三作が並んでいた。さて見出しほどは面白くなく、期待外れだ […]
No.046 小説 野性時代 第117号(2013年08月号)

No.046 小説 野性時代 第117号(2013年08月号)

  『聖痕』、『偽文士日録』と二ヶ月連続で新刊を出した筒井康隆を特集している。「妄想こそが想像力の源泉」と題するロングインタビューでは確かに、創作活動についての総まとめのようなことが行なわれていた。   […]
No.019 S-Fマガジン 2013年08月号

No.019 S-Fマガジン 2013年08月号

  「日本ファンタジイの現在」という特集である。S-F とファンタジイの関係についてはこれまでにも金魚のレビューで俎上に上がったと記憶しているが、今回の特集では S-F というジャンルとの関係性を意識することな […]
No.033 すばる 2012年12月号

No.033 すばる 2012年12月号

  丸谷才一の追悼が組まれ、岡野弘彦、菅野昭正、池澤夏樹、佐藤賢一の追悼文が掲載されている。   で、読んだのだが、声が大きかったという以外に、どういう人なのか今一つわからなかった。追悼が組まれるとき […]
No.012 S-Fマガジン 2012年11月号

No.012 S-Fマガジン 2012年11月号

  夢枕獏と寺田克也の『十五夜物語』についての対談が再録されている。ギアナ高地を仲間たちと旅して、その最中にできたという「旅の絵本」だ。たまたま持っていた白紙の本 (ツカ見本か?) に夢枕獏が文章を書き、寺田克 […]
No.011 ハヤカワ・ミステリマガジン 2012年12月号

No.011 ハヤカワ・ミステリマガジン 2012年12月号

  ゴシックについての特集号である。ゴシック小説とは何なのか。雰囲気的には古城、中世、旧家、恐怖、運命、吸血鬼とか執事、メイド。これらがキーワードなのは確かだが、ではゴシック小説とは、という定義は今ひとつ、わか […]
No.026 すばる 2012年10月号

No.026 すばる 2012年10月号

  文学金魚では、オープニング・イベントとして俳人・安井浩司さんの墨書展を開催するとのことだ。それにあやかって、すばる10月号の「連続講義 ササる俳句 笑う俳句」を取り上げる。お笑いコンビのピース又吉直樹と俳人 […]
No.021 文藝 2012年08月号(秋号)

No.021 文藝 2012年08月号(秋号)

  赤坂真理の特集である。普通でいえば、あまりピンとこない。が、文藝はあえて同人誌カルチャーを狙っていて、「手の届くアイドル」ならぬ「手の届くところにうろうろしている感じの作家を特集しました。」というのもよくや […]
No.007 怪 Vol.0035 (2012年3月)

No.007 怪 Vol.0035 (2012年3月)

  出雲の特集である。神道の様々な儀式のグラビアは、たいへん興味深い。太古から永遠に変わらない土地が、日本の中に存在している。そこでタイムスリップしたかのような錯覚に捉えられる。もちろん錯覚なのだろうが。 &n […]
No.006 S-Fマガジン 2012年08月号

No.006 S-Fマガジン 2012年08月号

  日本作家特集、ということだ。また漠然とした特集だが、普段はS-F の本場、海外からのものが多いので、日本作家とわざわざ呼ばなくてはならないのだろう。   それでと言うか、ところがと言うか、この特集 […]
No.012 群像 2012年06月号

No.012 群像 2012年06月号

蓮實重彦氏が映画時評を連載している。なんでかわからないけれど、ほっとした。   文芸誌には、よく映画評が掲載されている。この群像6月号の映画評も時評で、ロードショーを取り上げていることも多い。ファッション誌やカ […]
No.004 メフィスト 2012 vol.1

No.004 メフィスト 2012 vol.1

  メフィストという雑誌を初めて手に取ることになった。本当にたくさんの文芸誌が出ているが、大出版社の講談社からも、このような雑誌が出ているとは知らなかったのは、単に不勉強だからだろうか。   手に取っ […]
No.004 小説新潮 2012年04月号

No.004 小説新潮 2012年04月号

  なぜか尾崎豊の特集号である。自筆のノートが出てきたから、ということらしいが、それがなんで小説新潮に載るのかはわからない。   わからないけれども、資料としてはなかなか見ごたえがある。手書きのまま写 […]
No.003 小説現代 2012年04月号

No.003 小説現代 2012年04月号

  特集はない。というか、「吉川英治文学新人賞受賞作家特集――巻を措く能わず」という、よくわからない特集になっている。まあ、作品特集というやつだ。で、なんで吉川英治新人賞をとった作家を並べたかというと、その本賞 […]
No.002 papyrus 2012年04月号

No.002 papyrus 2012年04月号

完全に自信がなくなった。年齢のわりに読書家だと思うし、読んだものに対して、それをちゃんと位置づけられる、となんとなく自分で思い込んでいた。どんなものでも。   で、papyrus を振られた。別にフツーの雑誌じ […]
No.003 群像 2011年12月号

No.003 群像 2011年12月号

二本の特集が組まれている。大特集は「短篇小説」で、日本の作家六人と翻訳小説が二本、それに古井由吉と松浦寿輝の対談となっている。小特集は「戦後文学を読む――藤枝静男」というテーマの奥泉光と堀江敏幸、桜庭一樹の鼎談である。 […]
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