小松剛生さんの連載ショートショート小説『僕が詩人になれない108の理由あるいは僕が東京ヤクルトスワローズファンになったわけ』『No.030 洗面所の床からすこし上で』をアップしましたぁ。小松さんの単行本は現在作業が進行中です。冊数とタイトルが確定しましたらまたインフォメーションします。ただなにかと時間を取られますので、ショートショート小説は今月から06と24日の二回に分けて一編ずつ掲載します。

 

作家は全員、最初のうちは、ちゃんとまとまった作品を一編書くだけでも大変です。だけど何作かで書きたいことが出尽くしてしまうようでは続きません。次のステップでは、ある程度作品を量産してゆかなければなりません。書きながら、自分がどういう形で作品を量産できるのか、そのポイントをつかむ作業だと言ってもいいです。それをやっていると作品群としての本の形が見えてきます。このあたりまでが作家の必要最低要件です。最終ステップは本という小宇宙のレベルです。自分の作品を客観視するのは難しいですが、できるだけ客体化して捉えられるようになればプロの第一歩を踏み出したと言っていいでしょうね。

 

版元の要請に添った作品を仕上げるのではなく、作家固有の世界観を世の中に問いたい純文学系の作家の自我意識が強いのは当たり前のことです。ただエゴが強いからこそ、逆説的に高い社会的センスが必要となります。簡単に言うと小心で大胆であることでしょうね。思い切ったことをしないと社会にアピールできない。でもあんまりとっぱずれていると共感を得られない。文学金魚は著者の自主性を尊重しますが、著者にちょっとした社会性に気づいてもらうのがその編集方針です。

 

 

小松剛生 連載ショートショート小説 『僕が詩人になれない108の理由あるいは僕が東京ヤクルトスワローズファンになったわけ』『No.030 洗面所の床からすこし上で』 縦書版 ■

 

小松剛生 連載ショートショート小説 『僕が詩人になれない108の理由あるいは僕が東京ヤクルトスワローズファンになったわけ』『No.030 洗面所の床からすこし上で』 横書版 ■

 

 

第05金魚屋新人賞(辻原登小説奨励賞・文学金魚奨励賞共通)応募要項

第0回 金魚屋新人賞(辻原登小説奨励賞・文学金魚奨励賞共通)応募要項です。詳細は以下のイラストをクリックしてご確認ください。

 

■ 予測できない天災に備えておきませうね ■