佐藤知恵子さんの文芸誌時評『大衆文芸誌』『No.108 オール讀物 2016年09月号』をアップしましたぁ。第155回直木賞発表号で萩原浩さんの『海の見える理髪店』が受賞されました。萩原先生、おめでたうございます。んで佐藤さんは日本文学的な抒情について批評しておられます。

 

 2002年の日韓ワールドカップの時に、FIFA公認世界ランキング最弱王決定戦が行われたのね。『アザー・ファイナル』っていうドキュメンタリーにまとめられてアテクシはBBCで見たんですが、これがよかったのよ。(中略)

 『アザー・ファイナル』っていうドキュメンタリーでは、さまざまなエピソード、というか予期せぬ小事件が起こって場面が変わるたびに、青空に蹴り上げられたサッカーボールが写るの。それがこのドキュメンタリーの〝視点〟をはっきり示していましたわね。空から地球上の人間たちの営為を見つめているようなカメラの視点よ。ウエットなところがぜんぜんないの。(中略)

 それ見ながら、やっぱ神様のいる文化圏って、こういう視点になるんだなーってつくづく思いましたわ。(中略)それはそれで素敵なのよ。だけど日本にいると、ちょっとじめっとした抒情にどっぷりつかりたくなるわねぇ。藤山寛美(古っ!)的抒情に近いかしら。

(佐藤知恵子)

 

佐藤さんのオール讀物批評、回によってはちょいと漫談化していますが楽しいです。後はコンテンツを読んでご確認あれっ!。

 

 

佐藤知恵子 文芸誌時評 『No.108 オール讀物 2016年09月号』 ■

 

 

第05金魚屋新人賞(辻原登小説奨励賞・文学金魚奨励賞共通)応募要項

第0回 金魚屋新人賞(辻原登小説奨励賞・文学金魚奨励賞共通)応募要項です。詳細は以下のイラストをクリックしてご確認ください。

 

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