山際恭子さんのTVドラマ批評『No.158 東京タラレバ娘』をアップしましたぁ。日本テレビで水曜夜22時から放送されていたドラマです。吉高由里子さん主演で榮倉奈々、大島裕子、坂口健太郎、鈴木亮平さんらが出演しておられました。原作は東村アキコさんのマンガ『東京タラレバ娘』です。石川は鈴木亮平さんがご贔屓なので、彼が出ている作品はつい見ちゃうんだなぁ。

 

 『東京タラレバ娘』は記憶には残らないかもしれないが、何十年も経って振り返ったとき、すなわち番組のポスターとかサイトとかの画像を見て、そうだそうだ、と思い出しそうなテレビドラマではある。ヒロインの吉高由里子と隣りの榮倉奈々、大島優子を見て、うわー、若かったなーと思うだろうことが目に浮かぶような、つまり今からすでに懐かしい感じがするドラマであった。

 言葉を変えれば、このドラマの好感がもてる安定感は、本当の今、現代からするとちょっと古いところからもたらされている、ということでもある。すなわちこの『娘』たちの価値観は十年一日のもので、キャリアと結婚との狭間で揺れ動くというやつなのだが、リアルな三十路女はもう少し先を行っているのではないか。それは女たちが進化したというより、社会構造の変化による。

(山際恭子)

 

なるほどねぇといふ山際さんの批評であります。『東京タラレバ娘』のポイントは〝東京〟と〝娘〟にあるわけですが、リアルな現実世界ではその解体がすでに始まっています。ちょっと懐かしい感じがするのは、『東京タラレバ娘』がどっしりとしたわたしたちの、ある常識に根ざしたドラマでもあったからでせうね。

 

 

■ 山際恭子 TVドラマ批評 『No.158 東京タラレバ娘』 ■

 

 

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