お待ちかね、小説ジャンル越境作家、仙田学さんの新連載小説『ツルツルちゃん 2』(第22回 最終回)をアップしましたぁ。『ツルツルちゃん 2』もいよいよ最終回で『エピローグ 饅頭と髪の毛』篇です。物語の影のヒロイン・ツルツルちゃんの過去が明らかになります。

 

少女は、父親とふたりで暮らしていた家を初めて出て、父親の姉の家に行くところだった。

父親が帰ってこなくなって、一ヶ月が経っていた。

おそらく、もう二度と父親に会えないだろうということが、少女にはわかっていた。

これから一緒に暮らすことになる、父親の姉と、電話口で何度も怒鳴りあっていた父親の声が耳から離れなかった。

(仙田学 連載小説 『ツルツルちゃん 2』)

 

ちょっと物悲しい記述ですねぇ。といふか『ツルツルちゃん 2』といふ物語の魅力は、誰もが何かを求めながら、それが決して手に入らないもの悲しさにもあると思います。ただそれが決して絶望や自暴自棄にならないところがこの物語の特徴です。それどころか求め続け、グルグル巡り巡っていることそのものが、希望であり、生の活力だと思わせます。これは恐らく仙田さんといふ作家の思想でもあるんでしょうね。じっくりお楽しみください。

 

 

仙田学 連載小説 『ツルツルちゃん 2』(第22最終回) 縦書版 ■

 

仙田学 連載小説 『ツルツルちゃん 2』(第22最終回) 横書版 ■

 

 

第04金魚屋新人賞(辻原登小説奨励賞・文学金魚奨励賞共通)応募要項

第04回 金魚屋新人賞(辻原登小説奨励賞・文学金魚奨励賞共通)応募要項です。詳細は以下のイラストをクリックしてご確認ください。

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