小原眞紀子さんの連作詩篇『『ここから月まで』第09回 鷗/美/人』をアップしましたぁ。詩篇『人』の『出来不出来/はあるにせよ/ついと立ち上がって/食堂を出てゆく/ついと立ち上って/地球を出てゆく』もいいですが、今回は『鷗』が一番いい作品かもしれません。

 

バランスがすべてだ

それを保つことだけが

自身を失わずにいること

奈落の底へと

堕ちていった者たちを見た

頭をわずかに持ち上げて

太陽を見た者たち

瞬間、くるりと回転して

光と影が入れかわる

下が上へと変わるのだ

だから太陽は

背に負わなくてはならない

いつも光は

影の影として見いださなくてはならない

(小原眞紀子『鷗』)

 

『自由詩の詩人たち、ガンバレよ~』と言いたくなってしまひますね(笑)。自由詩の世界がかなりヤバイっていうのは、ちょっと書きすぎるくらい書いています。だって岡目八目だとそう見えるんですもの。『奈落の底へと/堕ちていった者たちを見た』感じだなぁ。まぢ優秀な人材が集まって来てないでふ。まあそう言われて口惜しかったら結果を出すことです。だけど一握りの詩人しか気にしてない狭い詩壇サークルの中で威張ってもダメですよ。現代詩はむつかしくてよくわからないと言われます。一昔は読者の勉強不足だと言えた。でも今は詩人が悪い。時代は変わったんです。どう変わったのか、何が変わったのか見極めないと活路はないです。

 

 

小原眞紀子 連作詩篇 『『ここから月まで』第09鷗/美/人』 縦書版 ■

 

小原眞紀子 連作詩篇 『『ここから月まで』第06塔/径/恋』 横書版 ■

 

 

第04金魚屋新人賞(辻原登小説奨励賞・文学金魚奨励賞共通)応募要項

第04回 金魚屋新人賞(辻原登小説奨励賞・文学金魚奨励賞共通)応募要項です。詳細は以下のイラストをクリックしてご確認ください。

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