小松剛生さんの連載ショートショート小説『僕が詩人になれない108の理由あるいは僕が東京ヤクルトスワローズファンになったわけ』『No.022 ハンガーの話じゃないんだ/通話/さけるチーズに関する個人的なメモ』をアップしましたぁ。

 

小松さん自身が後記で書いておられますが、『さけるチーズに関する個人的なメモ』は、今年6月18日に行われた第1文学金魚大学校セミナーでの『リード小説』から発想したショートショート小説です。もちろんパクリとかそういったものではなく、小松さんは〝チーズって裂けるんだぁ、世の中に裂けないチーズってないかもしれないなぁ〟と思って〝さけるチーズ〟に食いついたのです。まったくもって小松さんらしい小説の発想法です。

 

世の中には生まれながらの小説家といふ人種が確かにいます。小松さんはそういった一人ですね。物語形式でないと、何かを突き詰めて考えることができない。突き詰めるといってもあくまで小説として、それも小松さん的小説作法の中で考えるわけです。特権的才能と言えばそうなりますが、この方法では切り落とされる部分も多い。要は作家それぞれに長所短所があるわけです。それをできるだけ明確に把握するのが作家としての成長の早道になります。長所を思いきり伸ばすことは必要ですが、ある作家最大の魅力になるのは短所を認識した上での作品だったりします。弱点は作家にとってかけがえのない財産になり得るのです。

 

で、今回はなんと言っても『通話』という作品が秀逸です。これだけてらいなく、男女の恋愛アトモスフィアを書ける作家はなかなかいないだろうなぁ。コンテンツをお読みになってお楽しみください。

 

 

小松剛生 連載ショートショート小説 『僕が詩人になれない108の理由あるいは僕が東京ヤクルトスワローズファンになったわけ』『No.022 ハンガーの話じゃないんだ/通話/さけるチーズに関する個人的なメモ』 pdf ■

 

小松剛生 連載ショートショート小説 『僕が詩人になれない108の理由あるいは僕が東京ヤクルトスワローズファンになったわけ』『No.022 ハンガーの話じゃないんだ/通話/さけるチーズに関する個人的なメモ』 テキスト ■

 

 

第04金魚屋新人賞(辻原登小説奨励賞・文学金魚奨励賞共通)応募要項

第04回 金魚屋新人賞(辻原登小説奨励賞・文学金魚奨励賞共通)応募要項です。詳細は以下のイラストをクリックしてご確認ください。

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