山際恭子さんのTVドラマ批評『No.097 リスクの神様』をアップしましたぁ。フジテレビさんで水曜日夜22時から放送されていたドラマです。山際さんは、『さまざまなリスクを主人公の男が神の手とでも呼ぶべき手腕でさばいてゆくところから始まる。・・・それをタイトルにするのはしかし、ハートウォーミング系のドラマっぽい。実際・・・男自身がリスクであることを露呈してゆく。「ザ・リスク」とでも呼ばれるべきダブルバインド性をしめす辺りは、物語としてさらに深みを出す可能性も感じる。それを阻むのは・・・戸田恵梨香演じる女性社員の存在で、狂言回しのようは彼女の役割は正直、蛇足にも感じる』と批評しておられます。

 

言われてみれば確かにそうだったなぁ。『リスクの神様』って、主人公が神のやうに問題解決してスカッと終わるドラマっぽいタイトルなんですが、主人公の秘密の目的がじょじょに明らかになってゆくんですねぇ。連ドラだからしょうがないですが、1回ごとの問題解決と主人公の物語が、あんまりマッチしてなかったやうな気がしますぅ。

 

んでこのドラマには田中泯さんが出演しておられます。石川、毎朝NHKの朝ドラ『まれ』を見ていて、田中泯といふクレジットを見て、似た名前の俳優さんがいるんだなぁと思っていたら、あの田中泯さんでした。田中さんは、石川の世代にとっては暗黒舞踏家でごぢゃった。田中さんの仕事の変遷はよく知らないのですが、『あの田中泯かぁ』と思ってテレビに釘付けになったのは確かでごぢゃる。ただ田中さん、さすがに演技が上手い。仕事のジャンルは様々に変わっても、やっぱり根っからの肉体派だと思ひます。

 

 

山際恭子 TVドラマ批評 『No.097 リスクの神様』 ■