日本が誇る世界的特殊作家、三浦俊彦さんの連載小説『偏態パズル』(第69回)をアップしましたぁ。新刊『天才児のための論理思考入門』が好評の三浦センセの新コンテンツです。ちなみに三浦センセ、過去3回芥川賞の候補になっておられます。三浦センセは純文学作家だったのだなぁ(⦿←目が点マークネっ)。いや、不肖・石川も純文学作家だと思いますけんど、実験小説なのかなっ、原理小説なのかなっ。三浦センセ、分類不可能な境地に解脱(〝ダップン〟と言った方が喜んでいただけるかな)した作家さんなのでありまふ。今回は前回の続きで桑田康介さんのビジュアル体験です。

 

 そう……、

 僕のせいではなかったかと。

 僕さえいなければ、ほなみ先生の体質は……(中略)

 ああ、首をかしげている。

 やっぱり僕のせいで、出るはずのないものが出てしまったんだな……

 我が身の業の深さを思い知るのが先か、ほなみ先生の希少体質への我が体質的干渉がその後もほなみ人生に悪影響を及ぼしていはしまいかと罪悪感の準備を調えるが先か、そんな感慨に耽ってでも体質的人生を積極的に楽しむべきなのでしょうけれども……

 

不肖・石川、この箇所を読んで不覚にも涙してしまひました(嘘)。んでも三浦先生にとってビジュアル体質は、一方通行的な窃視ではなく、対象との共振作用なんだなぁ。おろち愛は究極のところ、ロミオとジュリエット的な愛の合一なのでありましたぁ。

 

 

三浦俊彦 連載小説 『偏態パズル』(第69回) pdf版 ■

 

三浦俊彦 連載小説 『偏態パズル』(第69回) テキスト版 ■