田山了一さんのTVドラマ批評『No.089 植物男子ベランダー 2』をアップしましたぁ。NHK BSで木曜日夜11時15分から放送されているドラマです。田山さんは、「テレビ東京であれば、ドラマ仕立ての情報番組になったはずのものが、BS プレミアムではそこまでいかない」と書いておられますが、その通りだなぁ。なんか焦点が合わないドラマなんですよねぇ。

 

ほんでもこの作品はSection 2と続いていて好評のやうです。田山さんは、「迷いの代表格は・・・ドラマとは何だっけ、ということで・・・テレビドラマ・・・はドラマのない環境映像になった、と捉えるべきなのか。・・・NHK で言えば朝の連ドラが絶好調で・・・毎朝流れるそれが一つの環境として認知される度合い、慣れ親しまれる度合い、さらに執着される度合いに比例して話題になっていると言える。この「植物男子 ベランダー」も・・・環境映像として受け入れられている証しだろう」と書いておられます。

 

田山さんは環境映像的ドラマについて、「ドラマチックなものへは冷笑を浴びせるのみ、といった今日の風潮は、それなりに理由があると思う。何もかもが結局すぐに日常に埋没してゆくのみなら、ドラマチックなドラマは単なるインチキ・・・に過ぎない。・・・しかしなぜ・・・ドラマ自身のパロディのような、極つまらないドラマ仕立てに成されるのか。ひねこびた男という存在がドラマの残滓のように考えさせる」と批評しておられます。

 

そうなんだよなぁ。『植物男子』といふタイトルの割には、植物を育てたり愛でたりする快楽が足りないと思いまふ。同じBSで環境テレビ的番組なら、不肖・石川は岩合光昭さんの『世界ネコ歩き』や火野正平さんの『こころ旅』を見るかな。映像の目的がストレートですし、ドラマ的展開もちゃんとありまっせ。

 

 

田山了一 TVドラマ批評 『No.089 植物男子ベランダー 2』 ■