山際恭子さんのTVバラエティ批評『No.029 全日本フィギュアスケート選手権』をアップしましたぁ。いよいよ土曜日(2月8日)からソチオリンピックが始まりますね。ボクシングや相撲なんかも同じなんですが、いわゆるメインイベントの前に延々と試合が行われます。それをずーっと見ていると、トリがどんなに上手いのか納得できます。
フィギュアスケートも同じで、最終組が近づくにつれて体操からダンスに変わる瞬間がある。それは全日本選手権でもオリンピックでもそうなんですね。国内ではトップ選手でも、世界舞台に立つと自ずから差があらわになってしまう。ただ日本のフィギュアのレベルはおっそろしく高いと思います。
山際さんは『スポーツ観戦はゲームの行方を追いかける楽しみのほか、限界ぎりぎりに立つ人の姿に何ごとか腑に落ちる、心底納得するものを見せられるということがある』と書いておられますが、そのとおりだと思います。不肖・石川は、前回のバンクーバーオリンピックの時に、目の前でキム・ヨナ選手がものすごい点を叩き出した直後にリンクに立った、浅田真央選手の張り詰めた美しい表情に感動しました。顔に〝勝つぞ〟と書いてあった。結果は銀メダルでしたが、スポーツの素晴らしさを感じ取れた瞬間でした。
もちろん金と銀メダルには大きな違いがあると思います。3位と4位では天と地ほどの差があるでしょうね。ただ結果がはっきり出るからスポーツは面白いのだと思います。ほんでテレビを見ている限り羽生選手は調子がよさそうだなぁ。浅田選手にはやっぱり金メダルを獲ってほしいですぅ。あ、不肖・石川、どっぷりソチに染まってるぢゃん(笑)。今回はフィギュアスケートは個人と団体戦がありますから2度楽しめそうです。
■ 山際恭子 TVバラエティ批評 『 No.029 全日本フィギュアスケート選手権』 ■