みなさまあけましておめでとうございます。2012 年 2 月からスタートした文学金魚も三年目に入りました。今年は第1回 『辻原登奨励小説賞』、『文学金魚奨励賞』 の決定がありますので、去年とはひと味違う飛躍の年にしたいと思います。またそれとは別に、金魚屋プレスから詩書以外の単行本を刊行する予定です。新人賞ばかりでなく、コンテンツの書き手にも、どんどん新しい才能をお持ちの作家の方を見つけ出していかなければなりません。今年も文学金魚をよろしくお願いします。
新年第一弾は、Interview of gold fishes 第 9 回 『市原悦子 果てしない演技への旅 (後編) 』 であります。新年早々、大女優の方に登場していただくのは、めでたい感じがしてよろしゅうございます (笑)。市原さん、ありがとうございました。今回市原さんは、声優のお仕事や森崎東監督とのお仕事、それに演技論などについても語っておられます。市原さんと常田富士男さんのお二人だけで全ての登場人物の声を演じ分けたアニメ 『まんが日本昔ばなし』 はとっくに放送終了していますが、幼稚園や小学校などでDVDが繰り返し上映されているなど隠れたベストセラーです。
森崎東監督は今年 87 歳におなりになり、昨年 2013 年に新作 『ペコロスの母に会いに行く』 をお撮りになりました。市原さんは 『喜劇 女売り出します』 (1972年) に主演されるなど、多くの森崎作品に出演されています。森崎監督については、『ペコロスの母に会いに行く』 の公開後にNHKさんで特集番組も放映されました。金魚屋のインタビューでは、主演女優さんの側から見た監督の人柄と作品の魅力が語られています。ぜひお読みください。
なお市原さんのご著書 『やまんば 女優市原悦子 43 人と語る』 (春秋社 2310 円) の刊行を記念して、1月4日にくまざわ書店宇都宮店でサイン会が開催されます。今回アップのインタビュー中に図版を掲載しましたが、市原さんのサインは素敵ですよ。先着 200 名と人数に限りがありますが、生市原さんにお会いになれるチャンスです。素敵な女優さんですから、お近くの皆様はぜひ足をお運びください。
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