三浦俊彦さんの連載小説 『偏態パズル』 (第 24 回) をアップしましたぁ。日本が誇る世界的特殊作家、三浦俊彦さんの連載小説第 24 弾です。今回は袖村茂明さん、橘奈緒海さんのエピソード、それに橘さんを巡るおろち考古学界 (?) の公式見解であります (爆)。世界はおろちで繋がっていきますな~。
人間の三大欲求は、① 食欲、睡眠欲、性欲といふ説と、② 性欲の代わりに排泄欲が入るといふ説があります。② の説は赤ん坊には性欲がないからという根拠らしひです。しかし赤ん坊は知性も未発達なわけでして、社会性を得た大人については ① が妥当という主張があるやうです。しかし ① についても食欲と排泄欲は不可分なわけです。また性欲と排泄欲はどーも結びつくらしひ。現に三浦センセの作品では、食欲・性欲・排泄欲が三位一体の不可分欲求として描かれておりますぅ。
ああそうだ、それに子供は、むっちゃめっちゃ、ウンチが好きですよねぇ。好きっていふだけぢゃなく恐れてもいる。ガッコでウンチしてるのがバレて、いぢめられるのを恐怖した人は多いと思います。それに学校の怪談ではトイレがお化けの出没場所の定番です。日本を含む先進国は、トイレをキレイにしやう、しやうとたゆまぬ努力を続けてきたわけです。でもなんか人間存在の原理に触れるものがそこにあるんだなぁ。その探究は、まさしくおろち考古学でありますぅ。
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