山本俊則さんの 『美術展時評 No.026 ラファエロ展』 をアップしましたぁ。現在、東京上野の国立西洋美術館で開催中の展覧会です。美術展の開催期間もまちまちで、また山本さんの時評が会期中に届くとは限らないので、できるだけ開催中の美術展に関するコンテンツからアップしていきます。不肖・石川は、キレイな図版が並ぶので山本さんの美術展時評、大好きであります。
ラファエロは言わずと知れたイタリアルネサンス 3 大巨匠の一人です。今回のような大規模なラファエロ展が開かれるのは、日本で初めてのことだそうです。広い国立西洋美術館の 2 フロアをラファエロだけで埋められるはずもなく、半分くらいは関連画家の作品だといふことですが、山本さんは 『ラファエロやフェルメールなど、大物画家の場合は当たり前。本来なら、数点日本に運んで来るだけでも力尽きてしまうような画家なんだ』 と話しておられました。そりゃそうですよねぇ。保険料とかいくらかかるんでしょ (笑)。
そんでラファエロ展は、イタリアと日本政府共催の 『日本におけるイタリア2013』 プロジェクトの一環のようです。次に開催されるのはダ・ヴィンチだとか。『ダ・ヴィンチぃ?と』 さすがに不肖・石川でも唸ってしまひますね。ダ・ヴィンチ、ラファエロやミケランジェロより作品が少ないです。真作認定されてる絵は世界で 30 枚くらいしかなかったんぢゃないかな。国立西洋のイタリア美術展と山本さんの時評、楽しみでありますぅ。
■ 山本俊則 『美術展時評 No.026 ラファエロ展』 ■