鶴山裕司さんの連載エセー 『続続・言葉と骨董』 『番外篇・その 2 アロン・サイスの文学金魚紋バッグ型花入れ』 をアップしましたぁ。2 日続けて美術関係コンテンツのアップです。アロン・サイスさんは文学金魚フロントページの墨書でおなじみの、ニュージランドの陶芸作家さんです。元はといえば、不肖・石川が 『金魚屋のロゴが必要ですぅ~』 と叫び続けたのでサイスさんに制作をお願いすることになったのです。そこんところ金魚屋の皆様、お忘れなくっ!。
それにしてもサイスさんの 『文学金魚紋バック型花入れ』、すんごいですねぇ。何を思ってこの形で、このど~んとした金魚紋になったんでしょ(笑)。でも鶴山さんの、『作家がその時々の全力を尽くして制作したエクストリーム (極端) な作品が最上なのだ』 という言葉はうなづけますね。この作品は面白いです。作った作家は勇気があると思いますが、不肖・石川は、これを平然と買った鶴山さんも勇気のある方だと思いますよ (笑)。
昨日のコンテンツで、山本俊則さんが、お金を払って買って 『それを部屋に掛けて眺めることを想像することから始まる絵の理解というものはある』 と書いておられましたが、金魚屋美術批評陣には共通した美術への理解があるようですね。権威主義的な美術品の買い方は嫌味ですが、金魚屋執筆陣は清貧といふ感じだから信用できます (笑)。確かにぼんやり見てるだけでは目は進歩しませんね。人それぞれ方法があると思いますが、身銭を切って買ってみるのも美術品理解の一つの方法かもしれません。
■ 鶴山裕司 連載エセー 『続続・言葉と骨董』 『番外篇・その2 アロン・サイスの文学金魚紋バッグ型花入れ』 ■