『interview of gold fishes-旅を読む 第6回』 『ミッキー&ミニー吉野 音楽と絵画への旅』(前編) をアップしましたぁ。ミッキー吉野さんは言わずと知れたスーパーグループ 『ゴダイゴ』 のリーダーです。プロとしてのキャリアは 1968 年17 歳の時に、当時のグループサウンズの人気バンド 『ゴールデンカップス』 に参加されて以来ですから、もの凄い才能をお持ちのミュージシャンです。ミニー吉野さんはミッキーさんの奥様で、独特の洋画をお描きになる画家さんです。
そいで余計な打ち明け話ですが、ミッキー&ミニー吉野さんのインタビューが決まった時、不肖・石川は 『ん、なんで?ミュージシャンと総合文学って関係あるの?』 と思ったのでした。しかしインタビューを読んで深く納得しました。ミッキーさんはクリエーターであり、しかも日本のロックマーケットを創生期から作り上げてきたパイオニアです。ミッキーさんはインタビューで、『ポップだから迎合しているように見えるけど、実際は全然そうじゃない。(中略)難解なものをいかにわかりやすく見せてあげるかだね』 と語っておられます。常にマーケットを意識しながら表現の道を歩んでこられたその姿勢は厳しい。ある意味、純文学よりも厳しいかもしれません。
ミニーさんは、お名前から、勝手にポップな絵を想像していたのですが、ぜんぜん違っていました。非常に高い技術力をお持ちの画家さんです。具象抽象の洋画家さんですが、ほとんど日本画と見間違えるような画をお描きになる。日本で本格的に活動を開始されたのは2008年からで、新鋭画家のお一人と言っていいと思います。緻密ですが思い切った画面構成の絵で一度見たら記憶に残ります。今後、注目を浴びてゆく画家さんの一人だと思います。来月1日公開のインタビュー後篇では、ミニーさんの絵をたくさん掲載させていただきます。
そんで pdf ファイルを表示させていたスライドシェアといふアプリケーションの調子が悪いんですよねぇ。で、元の単純な pdf 埋め込みに戻すことにしました。文学金魚の閲覧方法をちょいリサーチしたところ、圧倒的にテキストで読んでおられる方が多かったです。pdf 表示はオマケといふ感じで捉えていただければと思いますですぅ。
■ 『interview of gold fishes-旅を読む 第6回』 『ミッキー&ミニー吉野 音楽と絵画への旅』(前編) pdf版 ■
■ 『interview of gold fishes-旅を読む 第6回』 『ミッキー&ミニー吉野 音楽と絵画への旅』(前編) テキスト版 ■