露津まりいさんの連載サスペンス小説 『贋物師-フェイク・マスター』 (第12回) をアップしましたぁ。運命の女、ゆり子を巡って新米贋作師(フェイク・マスター)の雲間と贋作師の親玉、深山との本格的な闘いの火ぶたが切って落とされるようです。隠れ家のウイークリーマンションで、普段は客に骨董の贋作ばかり売りつけているゆり子が、『全部、本物よ。こににあるのは』とつぶやいて、本物に囲まれて暮らしているのはなにやら示唆的ですね。
物語も後半にさしかかってきましたが、『贋物師-フェイク・マスター』 にはどうやら普通の意味での善人 (ベビーフェース) は登場しないようです。主要登場人物全員が悪党 (笑)。騙す方だけでなく、騙される方も一癖二癖ある人間で、とても善良な市民とは言えないな。この物語、どこに届くんでしょうね。すんごく興味があります。
ところで今週末にスカイプ定例会議がありますぅ。あ、このブログは編集後記の位置付けなのでコンテンツの紹介をしていますが、今までも月イチくらいで金魚さんや滝マネを交えた会議が行われているのであります。今回のお題は2013~14年度の出版計画と、夏に行う予定の文学金魚コンテンツの小改編であります。不肖・石川、コンテンツをアップしたり会議で怒られたりで、それなりに忙しいのでありますぅ。
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