菜穂実さんの連載小説 『『ケータイ小説!』 菜穂実(第12回)』 をアップしましたぁ。まるこちゃんの別荘での冒険 (多分) が始まりました。多分って書いたのは、『ケータイ小説!』、ど~もちょいミステリー仕立てになってきたやうな気がするからであります。もしかすると冒険ぢゃなくて探索かも。あ、不肖・石川も、毎回連載分しか原稿を読んでいないので、こりは単なるカンですけどね。
小学校高学年くらいをターゲットにした小説はたくさん出版されています。金井純さんが『親御さんのための読書講座・中学受験篇』で取り上げておられるような本ですね。いい悪いは別にして、これらの本を読んで今の子供たちは大人になるわけです。ある日突然、読書の楽しみに目覚める子供もいると思いますが、読書好きの大人は、たいていはケータイ小説や少年少女向け作品を読んだ子供の中から生まれてくるでしょうね。
菜穂実さんの『ケータイ小説』は、少年少女小説のビルディングス・ロマンという側面と、社会問題、親子問題も扱っているような気配があります。もしかすると、『ケータイ小説』というタイトルは、なんらかの形で従来の〝ケータイ小説〟を相対化する意図があるのかな。続きが楽しみでありますぅ。
■ 菜穂実 連載小説 『『ケータイ小説!』 菜穂実(第12回)』 ■