『安井浩司「俳句と書」展』 開催記念コンテンツをアップしましたぁ。山本俊則、岡野隆、鶴山裕司さんの連載 3 本です。岡野、鶴山さんには資料を元に書いていただいているのですが、山本さんは純粋なエセーなのでこのところバテ気味です。先日いただいたメールには 『う~ん、この原稿、書くの苦しいねぇ』 と書いてありました。まあそう言わずに頑張って。美術展時評と合わせて、皆さん山本さんのコンテンツをご贔屓にしてあげてください (笑)。
それにしても、一つのことを当初の目的通りにやり遂げるのは大変ですね。安井墨書展は去年の 10 月開催ですから、もう 4 ヶ月近く経とうとしています。しかしこれを機会に安井文学について、資料面でもできるだけ検討するという文学金魚の試みは、まだ続いているわけです。さすがに今年の 3 月頃には終了すると思いますが、何事も、本腰を入れて取りかかると時間がかかります。
ネット媒体には良い面と悪い面があると思います。良い面は、あまりコストやページ数を気にせず速やかにコンテンツをアップできることにあります。安井墨書展関係のコンテンツは、全部合わせると、400 字詰め原稿用紙で 1000 枚を越えていると思います。ディメリットは紙と違って物理的形態ではないということですね。これについては、今年後半から出版という形で少しずつ補っていこうと考えています。
■ 山本俊則 『安井浩司墨書句漫読』『No.014 『月光や漂う宇宙母あおむけに/天類や海に帰れば月日貝』』 ■
■ 岡野隆 『唐門会所蔵作品』『No.014 未刊句集篇⑦幼年や抄 他』 ■
■ 鶴山裕司『安井浩司初期参加同人誌を読む』『N0.014 『砂』(前半)』 ■