三浦俊彦さんの連載小説 『『偏態パズル』(第8回)』 をアップしましたぁ。不肖・石川、腹を抱えて笑い転げてしまひました。三浦さん、どっから見ても 100 パーセントの純文学作家さんですが、これだけ笑える作品をお書きになる純文学作家はいないだろうなぁ。石川は高橋源一郎さんも大好きですが、最近は 〝too 文壇〟 って感じで、視線が内向きなってるやうな気が・・・。でも三浦さんは怖いものなしですね。文壇気にしてたらこの作品は書けないな。
そんで三浦さんの 〝おろち〟 物語って、ど~も悲劇でもあるやうです。現実にそれが起こり、自己と他者の間で了解が成立してしまふと悲劇になるやうな。でもそうすると、こりゃ本物の禁忌であり、最も触れてはいけないといふ意味でのポルノグラフィだな。そのような悲劇を回避するために、学問としてのおろち学が必要とされるのかもしれません。
むか~しむかし、ウゴウゴルーガっていう幼児向け番組があって、定期的に 〝○○の偉い人〟 ってコーナーをやってました。各界からスペシャリストをゲストで呼んで、子供と話をさせていたんですね。三浦さんは 〝偏態の偉い人〟 だなぁ。不肖・石川、尊敬してますですぅ。
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