菜穂実さんの連載小説 『 ケータイ小説! 』(第9回) をアップしましたぁ。菜穂実さんと石川は謎の『ぅひひひ』メールをやりとりしていますが、実は文学金魚で最初に小説連載が決まったのが菜穂実さんなんですね。『ケータイ小説ぅ?』と言った石川に、金魚さん(齋藤都代表)は『普通のケータイ小説にはならないでしょうね。それに文学金魚のコンセプトに合った小説だと思います』とお答えになったのでした。
わかりやすくて、かつ何かの本質を突いていること、それが金魚さんの文学金魚のコンセプトでありました。今もそれは変わりません。紙媒体でも電子媒体でも読んでいただけるのは 1 回だけ。その 1 回で確実に何かを表現し伝達しようと努力すること。それが文学金魚のコンテンツアップ方針であります。いきなり『漱石の『門』における自我意識の問題とは・・・』と書いても、ちゃんと読んでもらえる時代ではありません。漱石とは誰か、『門』とはどういう作品かを的確に説明する必要があります。それはもちろん小説も同様です。
で、オバマ大統領当選の翌日、石川は夢を見ました。なぜか 2 週連続で、オバマさんの娘さんの結婚式に出席する夢でした。場所は日本の駅前のシティーホテルだったなぁ。オバマさん、1 回目はすんごく嬉しそうだったのですが、2 週目は『結婚式連チャンは、なんだかなぁ』とお疲れの様子でした。引き出物を抱えた石川も、オバマさんと並んで座って『なんだかなぁ』と言っていたのでした。ど~してあんな夢を見たのかなぁ。謎ぢゃ。