『安井浩司「俳句と書」展』 開催記念コンテンツ 5 本をアップしましたぁ。ラインナップは前回と同じく田沼、岡野、山本、鶴山さんの連載に、新たに高柳克弘さんの評論が加わりました。高柳さんは1980年生まれですが、2004年に最年少で第19回『俳句研究賞』を受賞された俳句界のホープです。また25歳の若さで伝統ある俳誌『鷹』の編集長を勤めておられます。すごいお方なのであります。
で、安井墨書展を契機に始まったコンテンツですが、なんだか『安井浩司とその時代』研究といった感じになってまいりましたね (笑)。いや冷やかしているわけではないんですよ。中途半端な批評をどれだけ書いてもらちがあきません。不肖・石川、どんどんおやりなさい、とことん書いたらええねんモードであります。新資料の発掘も含めて論じ尽くすのを金魚屋批評の一つの形にしていきたいと思います。
ただ今準備中としか申し上げられないんですが、金魚屋自由詩・俳句部門の方たちが、ようやく少しやる気を出してくださるようで、来年には俳句、短歌、自由詩のコンテンツがもっと増えると思います。金魚屋の『文学総合主義』には、文学マーケットのパイが縮小し続けている状況で、一つのジャンルにしがみついていてど~するねんという理由もありましたから、早いとこ詩(俳句、短歌、詩)を総合的に捉えられる場を作りたいと思うのでありますぅ。
■ 田沼泰彦 来廊俳人記 『 その4 大岡頌司さん現る 』 ■
■ 高柳克弘 安井浩司論 『 No.16 前衛の不幸 』 ■
■ 山本俊則 安井浩司墨書句漫読 『 No.007 『紅の花ふと大正午が坐りおる』 』 ■
■ 岡野隆 唐門会所蔵作品 『 No.007 折帖篇⑥『梵』 』 ■
■ 鶴山裕司 安井浩司参加初期同人誌を読む 『 No.006 『牧羊神』その六(第6号) 』 ■