三浦俊彦さんの連載小説 『 偏態パズル （第 2 回） 』 をアップしましたぁ。う～ん（ダジャレではありません）、すごいですぅ （笑）。なんか三浦さん、一段と変態、いや偏態に磨きがかかってきたやうな （笑）。でもとっても面白いですぅ。
三浦さんの『 偏態パズル 』 のやうな無限増殖的なエクリチュール、石川は大好きなのであります。それにしてもオロチ、あるいはウンチを題材にしながら、三浦さんのエクリチュールには透明感がありますねぇ。すべて書き尽くそう、網羅しようという欲望があると思います。三浦さんの論理学者としてのバックグラウンドが、偏執的なエクリチュールに透明感を与えているやうな。ただどのコメントが『金妙奨励賞』を受賞しても、受賞理由がまた無限増殖していきそうな気配です （笑）。
で、題材だけはどうやらオロチを扱うフラグメンツのこの連作小説、どこに向かって行くんでしょ。とっても楽しみであります。不肖・石川は森鷗外の『伊澤蘭軒』やムージルの『特性のない男』を読んだ時のやうに、三浦さんの小説が長く続けばいいなぁと思っておりますぅ。
■ 三浦俊彦 連載小説 『 偏態パズル （第 2 回） 』 スライドシェア版 ■
■ 三浦俊彦 連載小説 『 偏態パズル （第 2 回） 』 テキスト版 ■
