池田浩さんの文芸誌時評 『No.002 幽 2012年08月号(17号)』 をアップしましたぁ。特集は 『ふるさと怪談』 です。怪談って、地方によっていろいろな種類があるんですよねぇ。怪談ぢゃなくって民俗学系の話しになってしまひますが、柳田国男の 『遠野物語』 とか、ラフカディオ・ハーンが出雲で書いた 『KAIDAN』 なんかがすぐ思いつきます。やっぱ東北や出雲は怪奇譚の宝庫なんでせうかね。
石川はまぁったく霊感がないんですが、以前、超有名な心霊スポット近くのビルにお勤めしてたことがあります。脳天気に働いていたのですが、会社の飲み会でフロアが違う初対面の同僚2人が、
「地下の踊り場に少年が立ってるよね」
「そうそう。タイムカード置いてあるから超イヤだな」
「会議室のトイレにもいない?」
「いるいる」
「(2人声を合わせて)兵隊さんっ!」
といふ会話を聞いて、ぞーっとしたことがあります。しばらくして、タイムカードの位置が変わったのが、また怖かったなぁ。
あ、今号の『幽』には、石川が大好きな稲川淳二さんも登場されています。稲川さんのインタビュー、文学金魚でやってほしいなぁ。でも稲川さん、真面目でサービス精神旺盛そうだから、ずぅぅっとインタビューアーが怪談話しで楽しむ会になってしまひそうですね。それでは稲川さんに申し訳なひ。やっぱ稲川さんの独演会に行った方がよさそうですぅ。
■『No.002 幽 2012年08月号(17号)』 URL■