菜穂実さんの連載小説 『ケータイ小説!(第4回)』 をアップしましたぁ。菜穂実さん、順調に連載を重ねておられます。文学金魚は文学原理主義を掲げていますので、純文学系のメディアだと受け取られるだろうなぁと思っていました。そのため、最初は菜穂実さんの 『ケータイ小説!』 は、受け入れられないのではないかと心配していましたが、アクセス数でいうと、現状では 『ケータイ小説!』 がトップであります。よかったよかった。
菜穂実さんとはたまにメールのやりとりをするのですが、どうもちょっと 〝いぢわる〟 なお方のようです。この前いただいたメールには 「ブログょんでても石川さんっておりこうなのかバカなのかわかんなぃょね」 と書いてありました。「多分、バカのほうじゃないかと思います」 と返信したら、「ゃっぱそぅだょね」 とひとこと返信がありました。いや、そりはちょっと遠慮といふか、謙遜まじりだったんすけど・・・。今度は「おりこうですぅ」と返信してみやうと思ひますぅ。
前にもブログで書きましたが、小説部門は金魚さん(齋藤都代表)が中心で、まあ金魚さんの直轄部門と言ってもいいです。金魚さんも相当にクセのある方ですから、いわゆるフツーの小説はおイヤみたいですね。小説というジャンルも、なかなか枠組みがしっかりしていて、そう簡単にそれを外すことができませんが、フツーの顔した恋愛小説、サスペンス小説、ケータイ小説で、なおかつその枠組みを内側から崩すような作品がお好みのようです。菜穂実さんの 『ケータイ小説!』 はどうなっていくんでしょうね。みなさん続けて読んでくださいねー。
で、先日、金魚さん、田沼さんらと定例のスカイプ会議を行いました。執筆陣では映画批評でお一人、評論か小説でお一人、新連載が始められそうです。また今年10月に開催予定の文学金魚オープニングイベント 『安井浩司墨書展』 についても進捗状況の報告がありました。すでに安井さんから序文というか、書き下ろしの挨拶文が届いているようです。図版と安井さんへのインタビューも上がっていて、現在、安井さんのチェックに回っているようです。
文学金魚HPは今年3月から本格的に運用を開始して、6月で4ヶ月目であります。執筆者の方たちは長く感じられたかもしれませんが、たった4ヶ月とも言えます。管理人としては、今年の秋頃にようやく軌道に乗るのではないかと予想しています。オープニングイベントの 『安井浩司墨書展』 が行われ、金魚屋の本が出版され始める今秋から来春あたりが一つ目の山場ということになるでしょうね。みなさんよろしくでありますぅ。