外賀伊織さんの連載恋愛小説『多摩川左岸』の第2回目をアップしましたぁ。例によってPDF版とテキスト版の2本アップです。外賀さんとは連載開始前に打ち合わせでお会いしました。背の高いぬぼ~っとした感じのお方です(外賀さん、怒らないでね)。
石 「お名前の読み方、トガさんでいいんですよね?」
外 「はい。ガガでもいいですよぉ。僕、リトルモンスターじゃけん」
石 「あれ、トガさん、広島出身ですか?」
外 「んにゃ、生まれは神奈川。でもperfumeのファンじゃけん」
石 「じゃ、カラオケで打ち合わせしますか」
外 「行きましょう行きましょう。お酒もあるし」
というわけでカラオケに直行!。石「月1回連載ですが、だいじょうぶですか?」、外「うん、エブリシングOK問題なし。なに歌おうかな」であっさりと打ち合わせは終了し、飲みながらの大カラオケ大会に突入したのでした。僕は外賀さんのリクエストでperfumeの『コンピューターシティ』や『エレクトリックワールド』などを歌いまくり、外賀さんはGAGAの『ポーカーフェイス』や『バッドロマンス』を振り付けつきで熱唱されたのでした。狭いカラオケルームで「I don’t wanna be your friends, Want your bad romance !」と、外賀さんに目を見つめられながら歌われるのは、ちょっと恐怖でしたが(笑)。
石 「小説書いてるときって音楽聞きます?」
外 「聞きますね~。書いてる内容によって曲は厳選しますけど」
石 「『多摩川左岸』の時はどんな曲ですか?」
外 「perfumeの『チョコレイトディスコ』をループでかけてます」
石 「まぁぁじっすかっ」
外 「ほんと。へんかな」
『多摩川左岸』って、かなりシリアスな状況で物語が始まってるんですが、ん~作家さんってよくわからん(笑)。外賀さんはどうやら、「チヨコレイト、デスコ! チヨコレイト、デスコっコっコっ!」と歌を口ずさみながら『多摩川左岸』を書いておられるようなのです。金魚屋の作家の皆さん、クセがあるなぁ。
で、大カラオケ大会は3時間以上続き、ラストは大ヒット映画『タイタニック』の主題歌、セリーヌ・ディオンの『My Heart Will Go On』を酔っぱらい2人で熱唱して〆ました。もちろん、2人でデカプリオとケイト・ウィンスレットの、舳先での有名なシーンをまねしながらであります。これでいいのかっ!という打ち合わせでしたが、今までで一番楽しい打ち合わせでした。外賀さん、原稿いちだんらくしたら、またカラオケ行きましょうっ。