僕も人並みに美術に興味があって、たま~にですが美術館に行ったりします。でも絵を買ったことはありません。ましてや骨董なぞは謎々?。骨董ってなんか怪しい世界ですよねぇ。だからこそ面白そうなのですが、1人ではよう足を踏み出せませんわ。
文学金魚では山本俊則さんが絵について、鶴山裕司さんが骨董について連載されているので、彼らに指導してもらって、いつか絵や骨董を手に入れたいと考えているのであります。僕の場合、日本酒が大好きだといふこともあって、そろそろ素敵な骨董の酒器なんぞを入手できればなぁと。以前、鶴山さんにそういうお話をしたはずなのですがぁ。。。
石 「日本酒には桃山時代の備前の徳利に唐津の盃が最高なんですってね。高いですか?」
鶴 「そうね、唐津の盃は数万円から買えると思うけど、備前の徳利は、最低でも数十万円はするだろうなぁ」
石 「そんなに出せませんっ!」
鶴 「予算はいくらくらいなの?」
石 「2万円くらいですな。数十万あったら、どんだけお酒が飲めると思ってるんですかっ」
鶴 「あははは。石川さん、文学金魚の管理人やられるって聞いたから、そうとうな変わり者だと思ってたけど、金銭感覚はまともだね」
石 「そりゃそうですよ。で、2万で素敵な徳利と盃が買えますか?」
鶴 「う~ん、盃はそれなりに面白い物が買えると思うけど、徳利までは難しいかな」
石 「じゃ、酒杯だけでも」
鶴 「うん、探せばあると思うよ」
石 「自分じゃ探せないですぅ。いい物あったら、斡旋してもらえませんかぁ」
鶴 「気に入るかどうかわかんないけど、心がけておくよ」
といふお話を、もう半年ほど前にさせていただきました。しかーし、しかぁぁぁ~し、まだなんの音沙汰もありませんぞ鶴山さん。僕は待っていますぞぉ。あんまりえり好みはしませんから、ぜひ骨董の酒器を僕に斡旋してくださひ。それでおいしいお酒を飲むのぢゃ。
あ、鶴山さん、月2回の連載は大変だと思いますが、来月もよろしくですぅ。