昨日、次回の「Interview of Gold Fishes」のテープ起こし原稿が上がってきました。次回は俳優の寺田農(みのり)さんです。お父様の政明画伯と池袋モンパルナスについてお話していただいています。まだドラフトの段階なので、内容を整えてから4月上旬と5月上旬の2回に分けてアップする予定です。
それでみなさん、池袋モンパルナスって知ってましたぁ?。僕は今回初めて知りました。戦前に池袋駅周辺にあった、画家さんたちを中心としたアトリエ村だそうです。寺田政明画伯はもちろん、僕でもお名前を聞いたことのある靉光(あいみつ)さんや麻生三郎、松本竣介、丸木位里・俊さんなんかがいらして、福沢一郎や熊谷守一、長谷川利行さんなんかも周辺的なお仲間だったようです。
ま、編集者なんて、たいして本を読まないで、耳学問で生きているような人種ですから、僕が聞いたことなくてもなんの問題もないんですが、それにしてもすごいメンバーですねぇ。インタビュー原稿を読んでいると、なんでこんなにすごい集団が、もっと有名になってないんだろうと思ってしまいました。
金魚屋では山本俊則さんが美術展示評で、板橋区立美術館で開催された『池袋モンパルナス展』について書いておられるので、山本さんにお願いして、池袋モンパルナスについてわかりやすくまとめた文章を書いてもらうことにしました。寺田さんのインタビューと一緒にアップされる予定です。
そんで文学金魚ではインタビューと小説は、HPにメリハリをつける目的もあってPDFファイルでアップしています。でもこれがなかなか難しい。ちょっと前にPDFが表示されないよ~というメールが知り合いから届きました。PDFの吐き出しファイル形式と、PDFを表示させるためのリーダーのバージョンになんらかの問題が起きているらしひ。
う~ん、こういう整合性ってけっこう難しひなぁ。ひとくちにパソコンといいますが、現在ではみなさんそれぞれに、お好きな機種(デバイス)を使っておられる。ディスクトップ、ノートパソコンのほかに、モバイルやiPad、スマートフォンなんかもあります。全部のデバイスで読みやすいHPを作るのは至難の業であります。特にPDFは問題になりやすいみたいですねぇ。
そこで金魚さん(齋藤代表)と、このHPの管理人の管理人で、「むつかしいことは僕にまかせちょ」のミスターX氏にご相談したところ、やっぱテキストデータが一番確実ぢゃないかということに落ち着きました。ですから少し煩雑になりますが、インタビューと小説コンテンツは、今後はPDFとテキストデータの2種類をアップしていくことになると思います。それだとパソコン環境に合わせて読みやすいデータを選択できるはずです。
でもそれってけっきょく、僕の仕事が増えるってことを意味するんだよなぁ。金魚屋のみなさん、「お前、原稿が遅い遅いって言うけど、HPの修正だって遅いぞっ」と僕を責めないようにお願いしますですぅぅっ。